フランス語日記翻訳【62】
怒られることに馴れているので、いくら押されようが微動だにせずあからさまに不満な態度を貫き所々反論(社会人としてアウトだろう…)していたのですが、それに見かねたAさんが上司をなだめながら僕のフォローをしてくれて中々庇ってもらうシチュエーションなんかに出会ったことがなくて涙がでてきました。
Je suis habitué à me faire gronder, donc peu importe la pression exercée, je restais ferme avec une attitude ouvertement insatisfaite, argumentant parfois (ce qui est probablement inacceptable en tant que professionnel…). Cependant, voyant cela, A-san est intervenu pour calmer le patron et m’a soutenu. N’ayant jamais vécu une situation où quelqu’un prenait ma défense, j’en ai été ému aux larmes.
Cependant, voyant cela, A-san est intervenu pour calmer le patron et m’a soutenu.
【「Cependant, voyant cela,」】
これは「しかし、それを見て」という意味です。「Cependant」は「しかし」や「それにもかかわらず」という逆接の接続詞です。「voyant」は「見る」という動詞「voir」の現在分詞で、「cela」は「それ」を指します。【「A-san est intervenu」】
「Aさんが介入した」という意味です。「intervenu」は「介入する」を意味する動詞「intervenir」の過去形です。【「pour calmer le patron」】
「上司を落ち着かせるために」という意味です。「calmer」は「落ち着かせる」という意味の動詞で、「le patron」は「上司」や「ボス」を指します。【「et m’a soutenu。」】
「そして私を支持してくれた」という意味です。「soutenu」は「支持する」を意味する動詞「soutenir」の過去形で、「m’」は「me」の略で「私を」という意味です。【全体】
この文は「しかし、それを見て、Aさんが介入し、上司を落ち着かせ、私を支持してくれました」という意味になります。
N’ayant jamais vécu une situation où quelqu’un prenait ma défense, j’en ai été ému aux larmes.
【「N’ayant jamais vécu une situation」】
「一度も状況を経験したことがない」という意味です。「N’ayant jamais vécu」は「一度も経験したことがない」という意味で、「une situation」は「状況」を意味します。【「où quelqu’un prenait ma défense,」】
「誰かが私をかばってくれる」という意味です。「où」は「~で」という関係代名詞。「quelqu’un」は「誰か」、「prenait ma défense」は「私をかばう」という意味です。【「j’en ai été ému aux larmes.」】
「私は涙を流すほど感動した」という意味です。「j’en ai été ému」は「私は感動した」、「aux larmes」は「涙を流すほど」という意味です。【全体】
この文は「誰かが私をかばってくれるような状況を一度も経験したことがなかったので、私はそれに感動して涙を流した」という意味になります。
「N’ayant jamais vécu
「N’ayant」
これは「avoir(持つ)」の現在分詞形「ayant」に否定の「ne」を付けたものです。「N’」は「ne」の略で、次に来る動詞の前に置かれます。「jamais」
これは「決して~ない」を意味する副詞です。「never」に相当します。「vécu」
これは「vivre(生きる、経験する)」の過去分詞です。「経験した」という意味です。【まとめ】
「N’ayant jamais vécu」は「一度も経験したことがない」という意味になります。詳しく分析すると、「ne…jamais」は否定表現で、「avoir vécu」は「経験した」という意味です。
où
oùって関係代名詞なんすね。前置詞だと思ってた
【où】
「où」は場所や時を示す関係代名詞です。場所や時間を表す先行詞に対して使われます。例:「C’est la ville où je suis né.(これは私が生まれた町です。)」【que】
「que」は直接目的語に対して使われる関係代名詞です。先行詞が目的語になる場合に使います。例:「Le livre que j’ai lu est intéressant.(私が読んだ本は面白い。)」【qui】
「qui」は主語や人や物を指す関係代名詞です。先行詞が主語になる場合に使います。例:「La femme qui parle est ma mère.(話している女性は私の母です。)」
j’en ai été ému aux larmes.
文章構造がなぞ
【j’en】
ここでは主語部分です。「je(私は)」の短縮形「j’」と「en(それに関して)」が結びついています。【ai été】
これは動詞「être(~である)」の複合過去形で、助動詞「avoir(持つ)」の一人称単数現在形「ai」と、過去分詞「été」から成り立っています。全体で「~であった」という意味です。【ému】
ここでは動詞「émouvoir(感動させる)」の過去分詞で、形容詞的に「感動した」という意味になります。【aux larmes】
これは前置詞句で、「aux(~に)」と名詞「larmes(涙)」の複数形です。「涙を流すほどに」という意味を持ちます。【全体】
文構造は「主語(j’en) + 動詞(ai été)+ 形容詞(ému)+ 前置詞句(aux larmes)」です。結果的に「私はそれに感動して涙を流した」という意味になります。
代名詞enがなんでそこにいるかが気になった。
「j’en」は再帰代名詞ではなく、代名詞「en」を使った表現です。「je」は主語の「私」、「en」は「それに関して」や「そのことについて」を指す代名詞です。フランス語ではこのような代名詞が動詞の前に置かれることがあります。特に「en」は数量や場所などを補足する際に用いられます。「je」と「en」が組み合わさって「j’en」となるのは、発音をスムーズにするための一般的な省略形です。
再帰代名詞以外にも、フランス語では代名詞を動詞の前に置くことがあるみたい。逆に代名詞や再帰代名詞以外は置かれないっぽい。