フランス語日記翻訳【65】
まぁ次の日から何事もないかのように仕事をしましたが…
男性同士なんでサバサバしてるんで引きずらないのがいいですね
Eh bien, le lendemain, nous avons repris le travail comme si de rien n’était. C’est bien que, étant des hommes, nous ne ressassons pas les choses et pouvons avancer rapidement.
Eh bien, le lendemain, nous avons repris le travail comme si de rien n’était.
【Eh bien,】
「まあ」という意味の感嘆詞です。文の前置きとして使われ、軽い前提や語調を整えるためによく使われます。【le lendemain,】
「次の日」という意味です。
「le」: 定冠詞で「the」に相当します。
「lendemain」: 名詞で「次の日」を意味します。【nous avons repris le travail】
「私たちは仕事を再開した」という意味です。
「nous」: 「私たち」
「avons repris」: 動詞「reprendre(再開する)」の複合過去形で、「再開した」
「le travail」: 「仕事」【comme si de rien n’était.】
「何事もなかったかのように」という意味です。
「comme si」: 「~のように」
「de rien n’était」: 直訳すると「何もなかった」【全体】
この文は「まあ、次の日、私たちは何事もなかったかのように仕事を再開しました」という意味になります。
Eh bien
【Eh:】
感嘆詞で「ええっと」や「まあ」といった軽い前置きや注目を引くために使われます。英語の「Well」に相当します。【Bien:】
副詞で「良い」「まあ」「さて」といった意味を持ちます。状況や文脈に応じて、ニュアンスが変わります。
comme si
【comme:】
前置詞で「~のように」や「~のような」という意味です。英語の「like」や「as」に相当します。【si:】
接続詞で「もし~なら」や「~であれば」という条件を示します。英語の「if」に相当します。
【全体】
「まるで~のように」や「~であるかのように」という意味を持ちます。例えば、「Il agit comme si rien ne s’était passé.」(彼は何も起こらなかったかのように振る舞う)のように使われます。
あ、commeは前置詞なのか。前置詞って漠然と短いイメージだった。
de rien n’était
「de rien n’était」に否定の「pas」が無いように見えるのは面白いポイントです。実際には、「comme si de rien n’était」という表現は定型句であり、「何事もなかったかのように」を意味します。
ここでの「de rien n’était」は、否定的な意味を持っているわけではなく、全体としてのニュアンスを作り出すためのフレーズです。直訳すると「何もなかった」という形にはなりますが、「comme si」と組み合わせることで、全体として「何事もなかったかのように」という表現になります。
今回のは「強調や文学的な表現」みたい
通常、フランス語の否定形では「ne」が動詞の前に来て、「rien」が動詞の後に来るのが一般的です。しかし、文学的な表現や詩的な文章、あるいは特定の強調をしたいときに順序が変わることがあります。例えば:
【標準的な否定形:】
「Je ne vois rien.」(私は何も見えない。)【強調や文学的な表現:】
「Rien ne va plus.」(何もかもがもう駄目だ。)この場合、「rien」が文頭に来ることで、強調が生まれます。
なので、強調や文学的な表現をする時にはrien neの形になる
C’est bien que, étant des hommes, nous ne ressassons pas les choses et pouvons avancer rapidement.
【C’est bien que,】
「C’est」: これは「それは~である」という意味です。「c’est」は「ce + est」の省略形で、英語の「it is」に相当します。
「bien」: これは「良い」という意味の形容詞です。
「que」: これは接続詞で「~ということ」を意味します。
全体で「それは良いことです」という意味になります。【étant des hommes,】
「étant」: これは動詞「être(~である)」の現在分詞で「~であること」という意味です。
「des hommes」: これは「男性たち」という意味です。
全体で「男性であること」という意味になります。【nous ne ressassons pas les choses】
「nous」: これは「私たち」を意味する主語です。
「ne … pas」: 否定形で「~ない」という意味です。
「ressassons」: これは動詞「ressasser(蒸し返す)」の現在形で「蒸し返す」という意味です。
「les choses」: これは「物事」という意味です。
全体で「私たちは物事を蒸し返さない」という意味になります。【et pouvons avancer rapidement.】
「et」: これは「そして」という意味の接続詞です。
「pouvons」: これは動詞「pouvoir(~できる)」の現在形で「~することができる」という意味です。
「avancer」: これは動詞で「進む」という意味です。
「rapidement」: これは副詞で「迅速に」という意味です。
全体で「そして迅速に進むことができる」という意味になります。【全体】
この文は「それは良いことです、男性であることで私たちは物事を蒸し返さず、迅速に進むことができる」という意味になります。