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【VS Code】拡張機能「SFTP」の設定方法

「Visual Studio Code」上からFTPソフト無しにサーバーにファイルやディレクトリをアップロードできる拡張機能「SFTP」の使い方の備忘録

1.拡張機能「SFTP」をインストール

まず、拡張機能のインストールの手順。

  1. [Ctrl]+[Shift]+[X]キーで拡張機能を表示
  2. 「SFTP」と検索し、拡張機能をインストール
    ※2023年現在だと「Natizyskunk」の「SFTP」を推奨される

※「SFTP」の拡張機能はいくつかあり、「liximomo.sftp-1.12.10」がレビュー数が高いが非推奨のため「natizyskunk.sftp-1.16.3」が推奨

2.拡張機能「SFTP」で「sftp.json」を生成

拡張機能「SFTP」インストール後の流れ。

  1. [Ctrl]+[Shift]+[P]キーで「コマンドパレット」を開く
  2. 「SFTP: Config」を選択
  3. 設置するワークスペースを聞かれるので選択
  4. ワークスペース内に.vscode/sftp.jsonが生成される

3.生成された設定ファイル「sftp.json」を書き換え

.vscode/sftp.jsonが生成されたなら、sftp.jsonを書き換える。
以下は、例:エックスサーバー+wordpressのテーマ紐づけ
※FTP接続とSFTP接続は異なるので注意
※SFTP接続はひと癖あるのでFTP接続を試すことを推奨

FTP接続する場合

{
  "name": "何でもいい",
  "host": "sv○○○○.xserver.jp",
  "protocol": "ftp",
  "port": 21,
  "username": "○○○○",// サーバーID
  "password": "○○○○",// サーバーパスワード
  "context": "/Users/user_name/wordpress/twotone/themes/theme_name",// アップロード対象ディレクトリ
  "ignore": [".vscode", "sass", ".DS_Store", "node_modules", "gulpfile.js", "package-lock.json", "package.json"],// 除外ファイル
  "remotePath": "/home/○○○○/sample.com/public_html/wp-content/themes/theme_name",// アップロード先ディレクトリ
  "uploadOnSave": false // ファイル更新時に自動アップロード無効
  // 自動アップロードを利用する場合
  // "uploadOnSave": true ,
  // "watcher": { 
  //   "files": "**/template.css", // 任意ディレクトリの「template.css」は更新時自動アップロード
  //   "autoUpload": true
}

SFTP接続する場合

{
  "name": "何でもいい",
  "host": "sv○○○○.xserver.jp",
  "protocol": "sftp",
  "port": 10022,// エックスサーバーポートは「10022」
  "username": "○○○○",// サーバーID
  "password": "○○○○",// サーバーパスワード
  "context": "/Users/user_name/wordpress/twotone/themes/theme_name",// アップロード対象ディレクトリ
  "ignore": [".vscode", "sass", ".DS_Store", "node_modules", "gulpfile.js", "package-lock.json", "package.json"],// 除外ファイル
  "remotePath": "/home/○○○○/sample.com/public_html/wp-content/themes/theme_name",// アップロード先ディレクトリ
  "privateKeyPath": "/Users/username/~ sftp接続用の鍵までのパス ~/○○○○.ppk",
  "passphrase": "○○○○○○",// SFTP接続する際のパスフレーズ
  "uploadOnSave": false // ファイル更新時に自動アップロード無効
  // 自動アップロードを利用する場合
  // "uploadOnSave": true ,
  // "watcher": { 
  //   "files": "**/template.css", // 任意ディレクトリの「template.css」は更新時自動アップロード
  //   "autoUpload": true
}

※Windowsの「C:\」は「/」に変換する必要あり
※SFTP接続にはサーバー側で「秘密鍵」を生成しローカルに保存する必要あり
※「remotePath」のパスは「SFTP」接続と「FTP」で異なる(クライアントFTPソフトでパス確認などで対応)
※「SFTP」接続と「FTP」接続のportは異なる(サーバーによっても異なる場合あり)
※右下にポップアップが出る場合、コメントアウトが原因の可能性あり

SFTP接続が上手くいかない場合、クライアントFTPソフト「WinSCP」などでSFTP接続の確認をした後に「VS Code」でSFTP接続することを推奨

4.エラーメッセージがでなければアップロード

エラーメッセージが出てなければ紐づいているので、以下の手順でアップロード/ダウンロードが可能になる。

  • アップロードしたいファイルやディレクトリを右クリックで「Upload File」を選択
  • ダウンロードしたいファイルやディレクトリを右クリックで「Download File」を選択

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