フランス語日記翻訳【12】
興味のある方は読んで頂けたらと思います。
Si vous êtes intéressé, veuillez le lire.
興味のある方はぜひ読んでみてください。
Si vous êtes intéressé
「Si」は「もし」という意味の条件節を導き、「vous êtes」は「あなたが〜である」という意味です。そして、「intéressé」は「興味がある」という意味の形容詞です。
vous
「vous」と「tu」の使い分けは、相手との親密度や社会的な関係によって決まります。親しい人には「tu」を、そうでない人には「vous」を使うのが一般的です。しかし、この区別はフランス人にとっても単純ではなく、状況や相手との関係に応じて使い分けられます2。
あなたってなんとなくtuだと思ってたけど、親しくない相手にはvousなのか、じゃなくて「あなたたち」って用法か、いや読んでいる人に対して言っているわけだから「あなた」か(intéresséが男性単数だし)
etes interresse
フランス語で「être」や「paraître」の後に来る動詞は、形容詞として扱われる場合、その動詞の過去分詞形を使用します。過去分詞は、動詞の原形から変化した形で、性(男性・女性)と数(単数・複数)に応じてさらに変化することがあります。
例えば、動詞「intéresser」の過去分詞は「intéressé」です。これを形容詞として使う場合、次のように変化します:
男性単数: intéressé
女性単数: intéressée
男性複数: intéressés
女性複数: intéressées
veuillez le lire.
フランス語の「veuillez le lire.」は、丁寧な依頼や命令を表す表現です。ここで、「veuillez」は動詞「vouloir」の命令法現在形で、「どうか…してください」という意味になります1。そして、「le lire」は「それを読んでください」という意味の直接目的語「le」(それ)と動詞「lire」(読む)の不定詞形です。
直接目的語と冠詞の「le」
定冠詞「le」:
名詞を特定するために使われます。
男性単数名詞の前に置かれ、英語の “the” に相当します。
例: Le livre est sur la table.(その本はテーブルの上にあります。)直接目的語「le」:
動詞が直接作用する名詞を置き換えるために使われます。
動詞の前に置かれ、英語の “him” や “it” に相当します。
例: Je le lis.(私はそれを読んでいます。)ここでの「le」は「本」などの男性単数名詞を指しています。
定冠詞は名詞を特定する際に使われ、直接目的語は動詞の作用を受ける名詞を置き換える際に使われるという点で異なります。また、直接目的語は動詞の前に置かれるのが一般的ですが、定冠詞は名詞の直前に置かれます
veuillez
フランス語の「veuillez」は、動詞「vouloir」の命令法現在形で、非常に丁寧な依頼や命令を表す表現です。直訳すると「どうか…してください」という意味になります。日常会話ではあまり使われませんが、公式のアナウンスや書面でよく見られます。
「veuillez」の後には通常、動詞の不定詞形が続きます。この構造は、相手に何かを行うように丁寧に依頼する際に使用されます。例えば、「Veuillez patienter」は「お待ちください」という意味です。
否定形での使用も可能で、「Veuillez ne pas…」の形で「どうか…しないでください」という依頼になります。例えば、「Veuillez ne pas fumer」は「喫煙しないでください」という意味です。
ただし、「veuillez」は命令法であるため、相手に対してある程度の強制力を持つニュアンスが含まれます。そのため、より柔らかい依頼をしたい場合は、「pourriez-vous」や「est-ce que vous pourriez」などの条件法を使った表現が適しています1。
例:
Veuillez vous asseoir.(どうかお座りください。)
Veuillez remplir ce formulaire.(このフォームにご記入ください。)