日記

9話1ページペン入れ~2ページ目下書き途中

8話+おまけを描き、9話を今描いていて色々と感じたことがあったので書き出し。

原稿

感じたこと

ここまで描いてきて感じたこととしては、ちゃんと絵の勉強はしないと駄目だって感じた。
特にキャラクター周りはちゃんと勉強しないと駄目だって感じる。

なので、今はyoutubeで絵の勉強しながら9話を描いているんだけど、フェーズが変わったのかなぁって感じた。

というのも、今までは「漫画を描く」ことを目的にやっていたけど、漫画を描くことを習慣化できたので、漫画のクオリティを上げる段階(フェーズ)になったのかなぁという感じ。

1年前は「どうやったら僕に漫画を描かせることができるか?」って考えてたからそれと比べると大きな進歩なのかなぁって思う。

勉強を始めて感じたこと

勉強に関して、まずはキャラクターの顔を勉強した。

というのも、僕は正円を描き十字のアタリを引いてその中にキャラクターの顔を描くんだけど、顔がはみ出たりバランスが悪かったりって具合に上手くいかないことが多かったんだよね。

なので、顔を勉強してから顔と体の比率や描き方を勉強した。
そのおかげで今描いている9話ではキャラクター周りが大きく改善されていると思う。

そして、勉強をしたことでキャラクターに合理性が生まれたのか、腑に落ちるようになった。

今までは、適当に描いていたせいで全体的に合理性が無く「何がわからないかわからない」状態だったけど「ここがわからない」って具合に何がわからないかを指し示すことができるようになったって感じがある。

なので、勉強って大事だなぁって思った。

背景で感じたこと

また、背景に関してもフリーハンドではなくパース定規を使うという変化を付け加えてみた。

僕は、定規で引いた線ってあまり好きではなくて、パース定規を使うのは集中線を引く時くらいだったんだけど、毛嫌いするのもなんか違うなぁって感じたのと9話では色々と試そうと思ってたからパース定規使ってみた。

そしたらページ内での違和感を視認しやすくなった気がする。

というのも、背景ってパース定規を使って描いているから合理的で、細かい部分で違和感があったとしてもページ全体で見れば問題ではないから、ページ全体としての違和感からは背景を除外して考える事ができるって感じ?

説明が難しいが、絵の勉強はコマ内の合理性を確認できるようになって、パース定規を使って背景を描くとページ全体の合理性を確認できるようになったという感じがある。

後は、2点透視とかで体育館を描いたりしていると、柱がやたらと細くなったりしてしまって、今まで意識をしてこなかった部分を意識させられて「ちゃんと考えないとだなぁ…」って感じた。

仕事に似ている

絵を学び、9話を描いている時に「仕事に似ているなぁ」って感じた。

僕はwebサイトを作るエンジニアで、デザイナーさんが作ったwebサイトのデザインを実際のブラウザで見れるようにコードを書く仕事をしているんだけど、コードを書き始める前に設計をするんだよね。

それは、構築にかかる工数を減らすために共通点を探したり、作業をスムーズに行うためにデザイナーさんに確認をしたり、保守対応がしやすい、他人が読んでもわかりやすくする。といった先を見据えて構築するために設計をする。

それらの設計をした後に構築をし始めるとスムーズに進むし、何かイレギュラーがあったとしても既に設計をしているからその設計と照らし合わせて問題が起きにくい対処が取れる。

そういう、仕事と同じ感覚を漫画で感じた。

言語化がし難いが、設計をしておくことで過去の自分が今の自分を助けるという感覚を描いていて感じたから、何においても事前の準備は大事なのかなぁって思った。

懸念点

9話では「絵の勉強」を目的にしているから「1ページづつ勉強をしながら描く」って方法を取っているんだけど、この方法で描いていると不安を感じた。

というのも、最初のページと最後のページとの間に日が経ち過ぎてしまうという点が不安。

なんというか、1ページ1ページにフォーカスをし過ぎて、全体を通して読んだ時に違和感が出るんじゃないか?って懸念を感じたんだよね。そこがちょっと不安。

とは言え別に仕事ではないし、色々と試す機会ではあるのでそこまで気にする必要はないんだと思うが、なんか引っかかった。(仕事と似ているって感じたから?)

終わりに

9話は1ページずつ下描き・ペン入れをするという方法を取っている手前、気づいたことや感じたことをネームや下描きやペン入れの段階に分けて書けないから、中途半端な1ページ~2ページみたいな区切りで日記を書くことになったがキリが悪いわ。

また、勉強をしながら描いているというのもあり進みが遅く「いつ終わるんだろう?」って不安も感じる。けど、元々は「どうすれば僕に漫画を描かせることができるのか?」って問題から始まって、今は普通に漫画を描かせることに成功して、目の前の絵に関する問題を1つずつ片づけるだけなのでかなりシンプルになったのかなぁって思う。

そう考えると、後は絵だけの問題だから楽っちゃ楽なのかなぁ…

ただ、その絵と向き合うストレスがエグイんだけどね。
あと、スピードを上げたいわ。素早く納得する絵を描けるようになったら漫画においてはストレスが完全になくなりそう。

そういう意味で9話は重要な気がするし、頑張って描こうと思う。

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