9.5話3ページ
9.5話3ページ目の気になった点の書き出し。
原稿
全体
全体的に気になったことの書き出し。
全体:ネーム~下描き
このページは3コマしかないからネームには困らなかった。けど、下描きが想像以上にしっくりこずに躓いた。理由としては、個々のコマがそこそこ大きなコマで構成されているからなんだと思う。というのも、今までこんなに大きくコマを使ったことが無く「何が正解なのか?」と困惑したことが大きいんだと思う。また、1コマ目は漫画的な表現が必要だったが、漫画的な表現にも慣れておらず、色々な要素が絡み合って「何がわからないかが分からない」状態だったことが原因だったんだと思う。
コマ
コマごとに気になったことの書き出し。
1コマ目:役割
1コマ目は、前のページ(2ページ目)の流れを回収するコマ(オチ)。なので、一番大きいコマで主人公が漫画っぽく驚くことを意識した。そして、男の子の方はあくまでも主人公のイメージという形になるので、前話(9話)での無表情な男の子ではなく主人公視点の笑顔のイメージの男の子を無意識に描いた。
1コマ目:ネーム
上で書いたことの補足になるが、ネームでアタリを描いている時に笑顔の男の子を描いている僕がいることに驚いた。というのも、作者ということもあって男の子の生い立ちなどの背景に暗い過去があることを僕は知っている。なので、僕の中での男の子の存在はそういう暗い背景がある男の子なんだけど、主人公視点からすると男の子にそういう暗い背景があることを知らないわけで、笑顔の男の子しか知らない。そして、今回のコマでの男の子は主人公視点での男の子。だから、笑顔の男の子が正解。無意識に正しい選択を取っているんだなぁって意味で驚いた。
また、ネームで描いた男の子のアタリに可愛いらしさがあったんだよね。で、主人公視点で見たら「確かに小学生だし可愛いのか」って感じで、ネームで描いたアタリにハッと気づかされた。
1コマ目:下描き
下描きはやたらと躓いた。
まず、男の子なんだけど、ネームのアタリが結構良い感じで描けたのもあって、下描きがし辛かった。というのも、ネームのアタリが多少非現実的な構造してんだよね。なんというか、「骨、どうなってんの?」って感じの構造をしていて、下描きでその辺の骨とかを意識して書き直すとネームのアタリの良さが丸っと消えるんだわ。だから、何度か試行錯誤をして最終的にネームのアタリを活かすような非現実的な構造を採用した。「理屈じゃないんだよ、漫画を描くってことは」って感じなんすかね。
次に、主人公。このコマの主人公に関しては1ページ目の下描きを始める前(一番最初)に下描きしてた。というのも、前のページ(2ページ目)の「目」のコマと同じ理由で、主人公のキャラデザを固めるために主人公の顔だけが映っているコマは優先的に描いてキャラデザのテストをしてた。なので、このコマの主人公だけは3ページ目を下描きする前に描いている(ここの主人公は時系列が違うという意)。
で、これも結構迷った。というのも目の部分が「点」で、今までの(上瞼と下瞼が離れている)描き方だと「目、どこ?」って感じになってしまい視覚的に分かり辛さがあった。試行錯誤を繰り返す内に、目に関してはアイライン(上瞼と下瞼)を近づける(上瞼をカーブさせ下瞼に近づける)ことで目の余白を明示的に確保し、その中にある「点」が視覚的に「目(瞳孔、瞳)」であると表現が出来た。アングルに関しても慣れない煽りの構図だったが、デフォルメの煽りの構図を参考に描いた。
特に、「目の余白を明示的に確保する」ことは、9.5話における最も大きな気づきだった。最初に描いて気づけたことで、1ページ目と2ページ目にも応用でき、話を通して「目、どこ?」と感じるようなことは少なくなったように思う。
あと、全てにおいて人物(キャラ)を見る時は「目」を探しているんじゃないかと思った。これは、現実にも言えて人や動物を見る時には「目」を探している気がする。だから、「目」を明示的に示すことができるのであれば、丁寧に描こうが汚く描こうがあまり問題が無い可能性があるんじゃないか?今後の作品作りにおいて重要な気づきな気がする。
1コマ目:ペン入れ
ペン入れに関しては、前のページでも感じたが、全く考えていない僕がいる気がした。と言うのも、このコマって最初の構想だとべた塗りの背景なんだよね。けど、主人公の背景に効果線を入れたりしているんだわ。べた塗りだと「いや、その効果線潰れますやん」って話で、ペン入れ考えていないなぁって思った。試行錯誤の末、べた塗りじゃなくてグラデーションかけることで効果線を活かしたんだけど、どうとでもなるからペン入れを考えなかった可能性もあるのかなぁってふと思った。
1コマ目:ペン入れ:できることは無い
あと、ペン入れをしていて「ペン入れで出来ることって少ないんじゃないか?」って感じた。というのも、このコマって下描きを頑張ってて、下描きの段階から「良いなー」って思ってたんだけど、ペン入れした後に見ても大して良くなっていない気がしたんだよね。なんというか「くっきりはっきりしたなー」って感じ。僕的にはペン入れで抽象的な印象を与えるために試行錯誤をしているんだけど、それが上手く反映されていないと感じる。だから、「ペン入れで出来ることって少ないんじゃないか?」って思った。
で、なんでなのかなぁって考えると、下描きの段階で余白の幅とかが決まっているからなんじゃないかって思う。というのも、余白が少ない下描きで線を太くしてしまうと余白が潰れて可読性が悪くなる。かと言って、細くすると「目」がどこにあるのか?みたいなパーツの可読性が下がる。ある程度余白が無いと、ペン入れで太く描いたり細く描いたり汚く描いたり綺麗に描いたりできない。今回みたいに「ペン入れでできることが少ない」と感じているということは、余白が少なくペン入れによる工夫が現れずらい下描きをしているということで、もっと試行錯誤(工夫)ができるような余白の多いい下描きを描く必要があるのかなぁって思った。
2コマ目:下描き
このコマは、ネームの段階で良い感じのアタリを描けたのもあって、それを使ったから下描きであまり困らなかった。ただ、構図が少し悩んだ。というのも、ネームの段階の構図だと若干パースに違和感があった。ただ、1コマ目と同じでネームの構図(アタリ)を修正したらより強い違和感が出たんだよね。試行錯誤の末、伝えたいこととしては「主人公が体育館から去る」という描写で、それは十分に伝わるということでネームの段階のアタリを採用し、少し調整することで落ち着いた。
2コマ目:下描き:アイレベル
上に書いた通り、下描きで試行錯誤をしたわけなんだけど、どうにも僕がイメージしていた構図がもっとローアングル(アイレベルが下)で見上げるような構図だった。背景の体育館ももっと上の屋根を映すような構図をイメージしていた。なので、違和感があったみたい。けど、役割的には十分な役割を果たしているわけだから、ネームのアタリを採用した。
2コマ目:ペン入れ
このコマの背景は、少し陰影を意識した。というのも、僕の描く背景って「のっぺりとした印象」があるんだよね。プロの作品と見比べても明らかに陰影が足りないから陰影足すなど意識した。
あと、1コマ目にも書いたけど、ペン入れで出来ることってほとんどないって感じた。背景とかも下描き通りに描くしかないわけで、下描きを越えたモノは描けないんじゃないかって感じる。ただ、ペン入れで出来ることもあった。例えば、主人公の後ろ髪は線をビャビャビャって引いて髪の毛の間にランダムの太さの隙間を作ったわけだけど、これは仕上げであるペン入れでしかできない表現なのかなぁって思う。なので、荒々しさや雑味のような「勢い」を出すのはペン入れで出来ることだから、その辺を考慮して下描きを描いたり、作品作りに活用すればいいのかなぁって思った。
3コマ目:下描き
このコマは最も悩んだ。理由としては、問題点が多かったから。というのも、「余白(空間)管理」「キャラクターデザイン」「パース」「パースに合わせたポーズや背景」「背景の有無」という感じで、複数の問題が重なっていたからマジで悩んだ。
3コマ目:下描き:余白
まず、「余白(空間)管理」と「背景の有無」は同じ部分の悩み。このコマは、校門前にいる男の子が依然として同じ場所にいること(前話の続き)を表す役割があるんだけど、男の子の後ろに「桜並木」を描くかで悩んだ。というのも、桜並木を描いてしまうと余白(白い部分)が減って、コマ上の情報量が多くなって五月蠅いよなぁって感じるのと、それが無くても十分「前話の続き」ということは伝わると思った。
また、左上に手前の桜の木の下部分を映し、コマの中心にキャラを配置するから、その間に「木とキャラを隔てる仕切りの意味の余白」を置いて背景とキャラを視覚的に分断したかったから、最終的に桜並木を描くことを辞めた。
3コマ目:下描き:キャラとパース
そして、一番の悩みはキャラクター周りだった。このコマにはモブキャラ2人に男の子がいるコマなんだけど、モブキャラ2人のデザインを考えていなかったんだよね。その状態で、キャラクターのポーズを決めたり、セリフを描いたりするとキャラクターが決まっていないから「そのキャラは、本当にそのポーズを取る?そのセリフを言う?」って感じの違和感を払拭する材料が無くて躓いた。
また、パースも1点透視じゃなくて2点透視なんよ。ネームの段階で縁石が斜め横に走ってて気づいたけど、人物のアタリは1点透視よりなんだよね。そのせいで、1点透視と2点透視のズレによる違和感もあって、先に進めなかった。
なので、まずは2点透視のパースで箱を置いて、その箱の中にざっくりとした人体のポーズとざっくりとキャラの方向性と風貌を固め、ある程度腑に落ちたら再度ポーズを修正し、キャラのディティールを少しづつ足し、微調整を加え、という感じで下描きを描いた。
マジで大変だった。今までこんなに気にしたことがなかったんだけどさ、前のページ(2ページ目)でモブキャラのキャラデザ周りやポーズで苦労したこともあって、無意識に気にし出してたみたい。そして、僕の中で「全部きちんと説明できるようにしよう」って感じで理想が高くなったことで起きたみたい。
別で日記を書き出すくらい凄い悩んだ。
3コマ目:下描き:キャラとパース:ポーズ
上にも書いた通り、キャラとポーズで悩んだんだけど、男の子のポーズも悩んだ。というのも、前話(9話)で散々ウンコ座りしてて、全てのポーズで手を膝の上に置いているんだよね。けど、9.5話って少し時間が進んでいるから「ずっと同じポーズでいるわけないよなぁー」ってこだわりを出しやがって、手を膝上じゃなくて足の甲の上に乗せて前傾し若干脱力するようなポーズを描こうとし出してマジで困った。だって、そんなところ読者は気にしねぇもん。そういう感じで理想が高くなったことでマジで苦しめられた。
3コマ目:下描き:背景
背景の余白については上にも書いたんだけど、背景そのものについても思う所があった。というのも、左上に「3コマ目はここまでですよ」ということを明示するために桜の木の下面を描いたんだけどさ、今回は木の幹を濃く描く木の描き方を試してみたんだよね。そしたら、思った以上にしっくりくる感じがあった。なんというか、現実の木の多くって葉や花が少なく、木の幹が剝き出しになっているわけで、「葉(花)=木」じゃなくて「幹=木」と捉えている面があるんじゃないかって思うんだよね。で、今回「木の幹」を強調する描き方をしたことで、「左上にあるのは木です」「この木は3コマ目がここまでであることを示しています」って感じで、視覚的にわかりやすく、脳の処理的に楽だからしっくり来たんじゃないかと思う。
また、漫画は白黒で構築されているわけで、黒い色の固まりがあるとまずはそこに視線を向ける。すると、コマの最上部にそれがあり、「木」と「コマの上部」であることがわかると、後は下に目を向けるだけなので、視点誘導的にもわかりやすかったのかなぁって思う。
図らずもキチンと意図を持って描けて良かった。
3コマ目:ペン入れ:人物
人物のペン入れだけで2時間くらいかかったわ。そのおかげなのか結構良い感じで描けた。特に、個々のキャラクターの線を良い感じで描けた。けど、遠くから(引きで)見るとその良さがわからないなぁって感じる。描く時にはキャラクターをズームして描くわけだけど、読む時はズームして読まないわけだから引きで描かないと駄目だったのかもしれない。また、引きで見ると顔のパーツが小さく、よく見えないことからデフォルメで個々のパーツを強調した方がよかったのかな?反省。
ただ、髪型周りの表現で色々と試せたのは良かった。モブキャラ2人の髪型は今まで描いたことがない描き方(表現)を試していて、どちらもそれっぽくなった。2ページ目を描いてても思ったが、今回の話での一番の収穫は髪型の描き方で幅が出来た事かもしれん。
あと、他のコマや他のページと比べて、それっぽい?って感じるんだよね。これは下描きのおかげなのかなぁ?実際、一番下描きを頑張った所でもある。とは言え、最後に描いたからという理由が一番しっくりくる。というのも、描けば描くほど良くなっていると感じるし、反省や試行錯誤を繰り返しているので、必然的に最後の方が一番良くなるのも当然だと思う。なので、最後だから良いと感じているとすると納得。
もし、それ以外で良いと感じた理由があるとすれば、モブキャラの完成度が関係しているんじゃないかって思う。というのも、この2人のモブキャラって僕の中で主人公より解像度が高いんだわ。僕の中での主人公ってキャラデザ部分で少し迷っている部分があるんだけど、この2人のモブキャラに関してはビジュアルや性格などが主人公以上に完成されていて、描く上で迷い無く描けるんだよね。だから、良いと感じたんじゃないかと思う。
3コマ目:ペン入れ:背景:芝生
芝の描き方で迷った。ペン入れでなんとかすればいいやということで、下描きしなかったんだよね。なので、試行錯誤をしながら描いた。
で、最終的に今の形になったんだけどさ、芝を濃く描くと違和感があるわ。具体的には、芝を濃く描くと芝が目立つんだけど対照的に芝の間の余白も白く目立っちゃうんだよね。だから、その余白に芝を描いて埋めるという形になって、芝が汚く見えたり、なんか芝の集まりが個体になって「キャベツ畑かな?」って錯覚をさせる感覚を受ける。あと、五月蠅い。キャラより目立っている感じがある。
次に活かすために敢えて残したんだけど、もう少し薄く描いて芝の間の余白が目立たないようにしなと駄目だね。ただ、こういう風にぎっしり濃く描いたりすると余白の白が目立つというのは今後使えるのかなぁという点で良い気づきだった。
3コマ目:ペン入れ:背景:床
床も駄目だわ。レンガのタイルなんだけどさ、アングル的に縦横の線を描くのが無理だわ。また、今回は人物の足のサイズとレンガの大きさを計って描いたつもりだったんだけど、ペン入れすると凄い大きなレンガになってしまった。なんというか、アングルがキツイのもあって、正確な大きさを反映するのが難しい。また、凄い汚くなるから縦の線を消して横の線だけにした。
最初は縦線の方を残そうと思ったんだけど、縦線より横線の方が安定する感じがあった。これは、手前の芝生の囲い(縁石)が横線なのも影響しているんかなぁって思った。なんというか、縦線だと縁石の横線と対比(垂直)関係になり気になるが、横線であれば縁石の延長として処理のしやすさがあるんじゃないかって思う。実際、重要な部分では無いので、波風を立てるようなことをすべきではないという話なんだと思う。
3コマ目:ペン入れ:背景:木
木に関してはどうしたよかったんだろうか?と悩んでいる。というのも、下描きの方でも重要なのは木の幹で、木の幹を強調するように描いたんだけど、木の幹が悪目立ちしている感がある。これは、木の幹が隠れることなくガッツリ露出している感じと、真横に走っていることでパース的におかしい、という合理的(現実的)ではない部分が影響している気がする。また、芝の方の描きこみが多いいのに比べ木の方は描きこみが少ない(デフォルメ寄り)という対比関係的に違和感を感じているのかなぁと思う。けど、桜の木の描き方のクオリティの低さが最も大きいのかなぁって思う。
という感じで背景周りは結構気になったんだけどさ、背景に関しては次の10話で散々描く機会があるんだよね。だから、そこで色々と試行錯誤をすればいいかなぁって考えている。
反省点・その他
反省点やその他気になったこと。
反省点:妥協
2コマ目でアイレベルの妥協が気になっている。役割としては主人公が体育館から去ることが重要だったので、それが伝わるのであれば多少アイレベルがイメージと違っても問題ないという判断で、今回は深く突っ込まなかったんだけど、どれを基準にすればいいんだろうか?というのも、コマとして役割が果たせればいいのか?僕が考えるイメージを表現できればいいのか?って感じの基準が気になった。これは、言い換えるなら「読者的にどうでもいいと感じる部分をこだわるか?」って話な気がする。このこだわりが具体的にどのような効果を発揮するのか?って点がちょっと気になったから後で考えて見ようと思う。
反省点:背景
今回のページを描いてての一番の反省点は背景なのかなぁって思う。人物のクオリティが上がっている反面、背景のクオリティが若干低いんだよね。その辺も、どうすればそれっぽく見せる事ができるのか?という点を次の10話で考えたいかなぁって思う。
その他:ペン入れ
今回は下描きで時間がかかった割に、ペン入れは合わせて8時間程度で終わったのが驚いた。いや、それでもプロと比べると遅いんだけどね。色々と試行錯誤しながらやっているのもあるのでそこは仕方ない。
で、なんで早かったのかを考えると、上でも書いた通りペン入れで出来ることってほとんどないからなんじゃないかって思う。実際、ペン入れでできることって「勢い」をつけたりすることだけど、あまり動きが無いページだったから、ペン入れでできることは少なかった。だから、早かったんだろうね。
とは言え、3コマ目のモブキャラ(髪の毛)みたいにペン入れで「表現」を加えることができた感じがあったから、そういう「演出」部分はペン入れの分野なんだと思う。
その他:下書きとペン入れ
漫画を描いていると、「ペン入れ後より下描きの方が良かった」という話を聞くんだけど、僕はそう感じたことが無く、なんでなのかなぁって思った。で、思った。「僕はそもそも綺麗に描こうとしていない」と。というのも、僕の理想は抽象的な印象を与えることで、綺麗に描くことじゃない。もし、綺麗に描くことが目的なら綺麗に描けなかった(理想の線を探し当てられなかった)ことで、下描きの方が良かったって感じるのは理解できる。けど、どちらかと言うと汚く描くことに力を入れているから、そりゃそう感じることもないのかなぁって納得した。
終わりに
このページは、始める前と後で印象が大きく変わったページだった。最初は、少ないコマ数だし2ページ目が最難関だと思っていたから「3ページ目は楽勝でしょ!」って思ってたんだけど、色々な問題が重なって2ページ目以上にやばかったかもしれんと感じる。なんというか、難しいと思ったら難しいし、簡単だと思ったら難しいという具合に、漫画で簡単なことってないんじゃね?って思わされた。