期待が膨れ上がるメカニズム
少し前に「自分自身に対する期待」が膨れ上がったことで、期待と現実の間にズレが生まれ、そのズレ(ストレス)と向き合うのが嫌だから「(漫画の作業を)めっちゃやりたくない」って感じるようなことがあり日記を書いた。けど、「そもそもなんで期待が膨れ上がるのか?」というメカニズムの部分まで掘り下げられなかったので、今回はそこを掘り下げる日記。
なぜ期待は膨れるのか?
まず、期待が膨れるのは生物の本能が関係しているんだと思う。というのも、人間の行動には「理由」がある。例えば、腹減ったから飯を食べるし、眠いから寝る、生きるにはお金が必要だから仕事をするし、怒られるのが嫌だから勉強したりミスが無いように仕事をする。と言った具合に、人間の行動には「理由」があると思う。
そして、「期待」もその理由の一つなんだと思う。例えば、才能があるかもしれないからスポーツなどを始めるし、宝くじが当たるかもしれないから買うし、ワンチャン付き合えるかもしれないから告白をする。という具合に、「上手く行くかもしれない」「思い通りなるかもしれない」という期待があるから行動をする。また、それら期待が膨れれば膨れるほどより行動をしやすくなる。
という具合に、期待が膨れるのは人間が行動をするための「理由」を強くするためで、言い換えるなら「エネルギー」なんだと思う。エネルギーが無ければ全ての人やモノは動かないわけで、その「エネルギー」を補給する行為が期待を膨らませる行為。そして、これは人間の本能なんだと思う。
期待が膨れ上がるデメリット
期待を膨らませることで行動するためのエネルギーを補給することができるわけだが、過剰なエネルギーは諸刃の剣のような側面もあるのかなぁって思う。というのも、期待が膨らめば膨らむほど現実の自分からはかけ離れていき、期待と現実の間には大きな溝ができてしまう。そうなると「この溝をどうやったら埋められるんだろうか?そして、どうやったら期待通りになるのだろうか?わからない!」って感じで、行動をするための理由である「期待」が、行動をしないための理由になってしまうということもあるんだと思う。
そういう感じで、期待が膨らめば膨らむほど行動ができなくなるというデメリットがある。
デメリットへの対策
じゃあ、このデメリットをどうすればいいのか?って考えると、定期的にガス抜きをすることで対応できるんじゃないかって思う。それは、定期的に行動をして現実を知るって事なんだと思う。そうすることで、過剰に自分自身に期待をしなくて済む。なので、定期的にガス抜きをすることで、期待が膨らみすぎるというデメリットを回避できると思う。
まとめると、期待が膨らむのは人間の本能なので仕方ない。そして、膨らみ過ぎる期待は定期的にガス抜きをすれば、有用なエネルギー資源として活用ができる。これは、別の日記でも書いたように「とりあえず手を動かす」ことが重要という話なんだと思う。
終わりに
これ、リリースするの忘れてたわ。以前書いた日記の補足として書こうと思ってたんだけど、色々あって清書するの忘れてた。また、時間が経ってしまって何を書こうとしていたかを半分忘れているので前回の日記の補足になっていないかも。
あと、ふと思ったんだけど、学生時代の持久走(1500m)の最後の直線でラストスパートをかけられずに脱力することが多かった。それは、意識が体を置いて先にゴールしているからで、今回の「期待」もこの原理に近いんじゃないかって思ってたんだよね。
けど、別に走りたくて走っているわけじゃなくて強制的に走らされているという話なので、行動をするための理由は「期待」じゃない。だから、単純に現実がしんどいから現実逃避しているだけなので、違うものなんだと思う。ただ、意識が体を置いて先行しているという点では同じだから、そこで似ているって思ったのかなぁって思う。