日記

10話13ページ目

10話13ページのペン入れが終わったので書き出し。

原稿

コマ

コマごとに気になったことの書き出し。

1コマ目

1コマ目で気になった事の書き出し。

イメージ

イメージとしては落ち込んでいるってのが伝わるようなイメージ。落ち込んでいることを印象に残したいコマではあるので、春なのに雪が降っているみたいな描写にしてみた。

背景は真っ黒のべた塗りでキャラの周りに余白(縁取り)を設けるかどうか悩んだ。というのも、今までがそういう作り方をしてきたから。ただ、キャラを目立たせたいわけではなく「キャラ+背景」の状況説明が目的なので余白は不要と判断。

また、抽象的な感じを出すために線をブレさせるってのを考えた。けど、周りがべた塗りで余白(縁取り)がないため、線をブレさせても大外の輪郭線が潰れ、ただただキャラが視認し辛くなる気がしたので辞めた。

下描き

正面の男の子の描写なので輪郭線はシンメトリーを意識して、風でなびく髪(頭)はアシンメトリーを意識し、髪の毛は流れを意識した。ただ、流れが安直な髪の毛になったのが気になる。というのも、登頂部から1層2層3層前髪って感じの整理整頓された髪の毛の流れを描いてしまったんだよね。もう少し自然な描き方をしたかったけど、男の子に関しては毛束を意識した描き方が良いし、ペン入れで考えればいいかなぁと後回し(結局直さなかった)。

表情は絶望感出したいんだけど下描きだとちょっとよくわからんからペン入れに後回し。2~3コマ目を先にペン入れしたんだけど、下描きの時と全くイメージが違ったから下描きは当てにならないのかなぁって思った。

ペン入れ

▼表情

表情は絶望感がマジで出ねぇわ。顔周りに余白が多いいからコントラスト作って自然と顔に視線を流すことは上手く行ったんだけど、肝心の表情に絶望感を出すってのが上手くいかない。

なので何度か書き直した。特にアイラインの方を濃くしたり線でグラデーション(クマ)を付け濃くすることで目が目立つようにし、顔の上半分にトーンを付けることでようやく納得のいくような形になった。

たぶん、色白の顔(下半分)とトーン(上半分)のコントラストがあり、更にトーン(上半分)と目のコントラスト(濃淡)を作ることで視線がより濃い方(目)に流れ表情、キャラ、背景を自然と認識できるようになったから腑に落ちたんじゃないかって思う。なんというか、ただ暗い感じじゃなくてコントラスト2つ用意して2重に暗いという感じが絶望感を醸し出している気がする。

▼髪の毛

髪の毛は外側と内側の線をペン入れして髪の毛の毛束の影を線で表現したんだけど、なんかいまいちだった。なので、影を残して輪郭線だけを非表示にしたら「イイ感じじゃね?」って感じた。ただ、影を線で描写すると(実線の)主張が激しいって感じたのでトーンにしてみたらそれっぽくなった。でも、もうちょいトーンでまとまりを意識して描きたかった。ちょっとトーンの影が細かくてちらつく。でも狙いとしてはいい感じなのと、髪の毛があまり目立たず自然と視線が表情に流れるので及第点かな。

あと、影をトーンにしたことで眉毛(表情)と線が被らないということもあって、表情をしっかり見せられるってのは良かったかもしれない。

前髪に関しては顔(表情)と髪を明確に分けるために境界線を濃くした。また、ここの線の描き方は空気を含むような感じで線を重ねて表現した。とりあえず描いてみるかって適当に描いたのと、抽象的な印象を出したいのもあって線を重ねて前髪を描いたんだけど、思ったよりは良い感じだったのでそのままにした。そして、前髪に影を入れたら境界線としてはかなりしっかりした。

▼体

体に関してはマジで適当。一度ペン入れして「(これで)いっか…」って感じたので放置。理由としては、顔が目立つように描けたということもあって、「(顔の)下にあるのは体だよね」って見なくてもわかるからなんだと思う。実際、視線が体に流れる感覚が無いからどうでもいいんだと思う。情報量ないしね。

一応、手をつないでたってこともあって左肩が前に出ているみたいな工夫はしてみたけど、どうでもいいかな。

▼背景

背景はかなり悩んだ。背景というか表現だね。桜の花びらが舞って、雪が降っているみたいな描写をするのが目的だった。そうすることで男の子の心理描写をしようと思ってた。

まず最初に、そういう表現をやったことがないということもあって適当に丸描いて白く塗りつぶしてみたんだけど、思ったよりそれっぽくなった。けど、動きがないように見えたのでペン(黒)で動きの線を付け足したりしたんだけど微妙というか蛇足感があったので最終的にぼかした。

で、ぼかせばそれっぽくなるのが確認できたから、適当に描いた丸じゃなくて桜の花びらを意識した形に修正してぼかした。それが今。一応、伝えたいことはなんとなく伝わるのかなぁって思う。

やってて気づいたけど、テキストの上に桜吹雪を乗せ(被せ)てみたら面白いって思った。というのも、このコマって男の子が渋々「わかった」って言うコマなんだけど、ニュアンス的には「わかった(わかったとは言ってない)」なんだよね。なので桜吹雪を被せることでそれがうまく表現できてるんじゃないかって感じ、面白いって思った。

ただ、テキストが読みづらいって感じる。けど、男の子が凹んでいることがぱっと見で分かりやすいし、最悪読めなくても伝わるのかなぁって感じで、絵で語れているんじゃないかって思うからスルー。

2コマ目~3コマ目

2~3コマ目はどちらも正面を向いていて構図が一緒なので一緒に書き出し。

キャラデザ

ここは真正面の主人公なので、この機会にキャラデザ周りを固めようと思った。

なのでというのも、僕はキャラデザが適当でとりあえず描きながら固めるスタイルをとっているんだけど、主人公の描き方で色々と試しているからページごとでキャラデザがバラバラで、そろそろ固めた方がいいよなぁって考えてた。そしたら13ページ目がキャラだけのコマここで試そうって思ったって感じ。

で、下描きの方で比率とかを意識して描いてそれっぽくなったからペン入れに入ったんだけど、マジでうっすい主人公が生まれた。なんか表情がエグイ薄いって感じ(顔って認識できない感じ)。どうにも目の描き方が悪かった。前のページの最後のコマと同じでアイラインが上下で並行の描き方してたんだけど、左右がスカスカだから目の余白が左右に逃げて「(これは)目?どこ、目?」って感じが薄いって感じさせてたっぽい。

なので目尻のアイラインを閉じて、目の余白をしっかりと確保し「これは目!」って伝える修正をまず行った。

つか、よくよく考えると前のページの最後のコマの主人公も違和感なんだけど、左右のアイラインがスカスカのせいで目って認識がしづらいからっぽいね。だから、瞳孔の方を濃くして「これは目!」ってしているのかなぁって思った。

▼頭部の比率

次に、髪の毛部分の(頭部)の比率を多くした(頭を長くした)。というのも、下描きをそのままペン入れしたら髪の毛部分の比率が少なくて違和感だったから。あと、髪の毛を縛っているせいで頭部の輪郭が露骨に出て違和感だったし、眉毛がチャームポイントなのに前髪で隠れるってどうなの?ってそもそも論出てきたので、おでこを広くして前髪にゆとりを持つように調整した。

おかげでだいぶ良くなったんだけど、丁寧に描きすぎたせいで元々あった主人公の良さが消えているって感じる。

▼主人公の良さ

10話を描き進めていると、主人公にあった主人公らしさが徐々に消えているって感じる。というのも、10話以前の主人公ってなんか濃いんだよね。物理的に線が太いとかもあるんだけど、なんか濃い。けど、時間をかけて丁寧描くようにし始めたことでその濃さというか雑さがなくなって主人公らしさが無くなっているって感じ。

たまたまシリアスなニュアンスを絵に乗せないといけないのもあって、丁寧に描きすぎているかららしさが消えているって可能性もあるんだけど、シリアスパート抜けたら「濃さ」が出るように調整したいかなぁ。

ふと思ったが、濃さの表現は目なのかなぁ?前までトーン貼ってたし。ただ、トーン使うなら他のキャラでも使える必要があるし、トーン使わない目の時に主人公らしさが消える気がするし、ぱっと見の全体的な濃さが必要なのかなぁって思う。

▼余白

顔に十分な余白を用意するか、そもそも丁寧にパーツを描くかってどちらかは必須なのかなぁって思う。雑に描くのであればきちんと余白を用意する必要があるし、丁寧に描くのであれば少ない余白で「それ」と伝えられるって感じ。キャラデザする上では気を遣うべきって思った。

▼方向性

主人公に関しては、可愛いけどブサイクって感じが理想かも。可愛いけど絶妙にブスって感じにしたい。そばかすみたいな表現がぱっと見分かりやすいんだろうけど、もっと別の方法でブス感出せないかなぁ。なんというか、田舎モノ感出したい。

下描きとペン入れ

キャラデザの方で粗方描いたのでその他下描きとペン入れで気づいたこと。

▼違い

下描きでは良いって思ってたんだけど、ペン入れすると思った感じにならなかったのがマジでビビったわ。なんでなんだろう?特に顔が予想外だった。それくらい下描きの方では納得していて、ペン入れでは納得できなかった。

なんでかって考えると、下描きとペン入れのやり方が別物だからなのかなぁって思った。というのも、僕の描き方って「下描き=ペン入れ」って感じで紐づいてる感じが無いんだよね。たぶん経験不足。ペン入れについて言語化し出したのもここ最近だし、今まではペン入れは何も考えずにしてたけど、ペン入れもしっかりと考え出したことで自我が出たからズレが発生しているのかなって思う。なので、これは経験で埋めるしかないんだと思う。

▼目

上でも書いた通り下描きとペン入れで大きく印象が変わったところ。下描き通りに描くと目が「それ」と分かりづらかったので大きく修正して今に至る。ただ、修正してもなお違和感が残っている。これに関してはキャラデザの問題だと思うし、少しづつ調整が必要だから何とも言えないわ

細々と調整はしたけど、何か根本的に修正をしないとダメって感じるなぁ。だからそれを考えないと解決は出来なさそう。

あと、瞳孔部分は最初正円にしてたんだけど、楕円にしてみたらしっくりきた。正円と楕円で印象が変わるのなんでだろう?正円の方はなんか「目」って認識がし辛かった(「丸」って感じ)。そのせいで表情に視線を留めておくのが難しいって感じた。けど楕円の方は「丸」ではないので「なんだこれは?」って感じで違和感を感じさせて視線を引掛けられるって感じがあった。細かいけどこういう所をきちんと言語化して積み重ねる必要があるのかなぁって思う。

色々と試行錯誤をする中でアイラインを繋げて瞳孔を囲むって描き方も考えた。割とありなんじゃないかって思うんだけど、デフォルメ感が強いしシリアスパートでやるもんじゃないなぁって思い断念。つか、目を大きくしようって考えているのがなんか違うのかもなぁ…。可愛いさを出そうとすると目は大きくって考えているけど、そこまで可愛くする必要はないもんなぁ。んーこれはキャラデザか、目は難しいわ。

▼髪(頭)

個人的に一番悩んだのが髪。というのも、正面向いたポニーテールの描き方をあんまり描いたことがないし、髪の毛を縛ってまとめているから頭のラインが出るんだけど、その辺いつも適当だからどう描いたらいいんだろうってわからないって感じ。しかもシリアスパートなので、違和感があるとシリアス感が崩れるからきちんとしないといけず悩んだ。

たぶん綺麗に描くことが正解なんだろうけど、キャラデザの方が決まっていないのもあって、他の作品を参考に綺麗に描こうとするとイメージが崩れるから試行錯誤した。キャラデザが固まらないと何とも言えないって感じる。

今回はホワイト入れたけど、たぶんホワイトを使って髪の毛を描くのが正解なんじゃないかって思う。というのも、べた塗りだけだと「これは髪の毛?」って感じたし「あ、(べた塗りだけだと)無理だ」って感じた。なのでホワイト入れるのが正解。こういうキャラ単体のコマだと個々のパーツがしっかり分かるようにしないと駄目なのかもしれない。

後は、眉毛に髪の毛が被るのが気になるので、毛先はトーン処理するみたいな対策が必要なのかなぁ?この辺は試行錯誤が必須って感じる。

▼輪郭

なんかやたらと輪郭が気になった。ペン入れすると明らかに横にひろいって感じる。目の外側左右に余白があって縮められそうだったので、詰めて輪郭を細くしたら多少は改善したけど、僕の描くキャラは太いのかもしれない。

これもペン入れを想定していない下描きだからなんだろうけど、ここまで露骨に現れるのはなんでなんだろう?目を大きく描こうとしているのが大きい気がするなぁ。そのせいで顔が横に膨れているってのはある気がした。

▼型に嵌めようとする

シリアスパートなのもあって丁寧に描くために型に嵌めて描こうとしているのがしっくり来ない原因としてあるんじゃないかって思うんだけど、男の子はそれっぽくなっているから髪型の問題も大きいのかなぁって思った。実際、主人公の髪型に個性がないもんな。

んーマジでキャラデザが問題として大きいって感じるわ。

▼濃さ

キャラが薄いって感じてペンの太さを6pxから8pxに物理的に太くしたらなんかいい感じになった。根本の問題はキャラそのものなんだろうけど、線の太さがその問題に影響を与えるのか?って部分が気になった(メモ)。

▼頭を下げるエフェクト

3コマ目で頭を下げているんだけど、頭を下げている動作を表現するために効果線を描こうと思った。けど、手前にぼかした桜の花びらを入れて遠近感出したら、コマの役割がキャラクターから状況説明に変わり、「(効果線)いらないんじゃないか?」って感じ入れなかった。

なんというか、動作に注目する必要がなくなったって感じ。

▼背景

背景は桜の花びらを舞わせることを考えてた。なので下描きのモノをペンでなぞったら「うるさい(濃い)」って感じたからトーンで輪郭を作り、桜の花びらが舞っている流れ(動き)を薄いトーンで描写してみた。そしたら伝えたいことは伝わるのかなぁって感じになった。けど、なんか2次元感が気になったので手前に花びら舞わせたらより良い感じになった。

同時に手前に桜の花びらを置いたらコマ内でキャラクターを見せるのではなく状況説明をするという役割変化が起きた。なので、上に描いた「キャラクターが頭を下げる動作」の描写が不要になった。この変化は予想外だったので驚いた。

とは言えこのコマって主人公にフォーカスするのが目的だったんだよね。だから、状況説明にフォーカスしてもいいのか?って考えた。結論、状況説明でも良いかな。というのも、そもそも消去法で「キャラを見せるかー」って感じだったんだよね。だって、コマの中心にキャラがいて背景が桜の花びらが舞っているだけだと、どうあがいてもキャラを見せるしかないんだもん。だから消去法でキャラを見せるって役割を持たせてたみたい。

なので、桜の花びらで遠近感を出すことで役割を状況説明に持っていけると最初からわかっていたら、このコマの役割は状況説明だったんだと思う。だって、シリアス感出したいし。

手前の桜の花びらもただ置くんじゃなくて工夫した。2→3コマへ遷移するに従って位置を右下に移動して「(風の)流れがあるよ」って表現してみた。また、ピントは主人公にあっているので、手前の花びらはぼかすみたいな処理を入れた。

悩んだ点としては、3コマ目の左端にぼかした花びらを映すかどうか。というのも、映さないと3コマ目の左側の余白が気になって視線が流れる感じがあったんだよね。けど、蛇足かなぁって面もあって悩んで最終的には入れた。入れると花びらの流れが生まれてキャラクターに視線が落ちるって感じがあった。

▼薄い

色々と終わった後に見直してて、主人公が薄いって感じたので顔にトーン貼った。これは苦肉の策って感じなので反省。できるならトーン使いたくなかった。とは言えシリアス感出したいんだからケチるところでもないのかなぁって思い入れた。

その他

その他気になったこと。

全体

▼遠近

このページは全体的に桜の花びらを使い遠近感を表現することに注力した。なんでなんだろう?なんか平面だと駄目って感じたんだよね。物足りないって感じ?

2~3コマ目に関しては、遠近感がないとのっぺりしているという感じが気になったし、遠近感で流れを表現できて、流れの中に動作を含められていいなぁーって感じで入れた。なので3コマ目で頭を下げるエフェクトを入れなくて済んだ。

問題は1コマ目。なんで遠近感が良いって感じたんだろう?なんとなく男の子が前面に出てくるって感じが嫌だった。ネガティブなニュアンス出したかったし、ネガティブなことって顔を隠したいというか直視できないって思うわけで、直視をしないために遠近感(1枚レイヤー)入れたって考えると腑に落ちるかな。

だとするともう少しガッツリ被せた方が良かったかも。反省。

▼薄い

全体的に薄いのが気になった。なので、何度か書き直して1コマ目は濃くなった。けど、2~3コマ目の方は薄いなぁ。1コマ目の理論で行くとコントラストの数なんだけど、2~3コマ目でコントラスト作りようがない。けど、目の濃さや瞳孔の太さという感じでコントラストを用意できるのかもしれない。それに、もう少し線を粗くしたいってのもあるわけで、その辺を絡めたらいけたのかなぁ…反省。

▼目

目は本当にわからんわ。男の子と主人公の目は同じ描き方なんだけど、描いてて完成度が明らかに異なる。なので、目じゃなく髪の毛を含めた全体の完成度が重要なのかもしれない。だとすると、目は重要じゃないって考え方もできるんだけど、目が一番目立つし、人は目を見るし、目を探す。一番重要なパーツだと思うんだよなぁ。これはマジで課題だなぁ。

▼顔が全て

キャラを描いてて思うんだけど、顔が全てなのかなぁって思った。というのも顔は何度も修正したんだけど、体はほとんど修正していないから。1コマ目でもそう感じたけど、顔が分かるとその下にあるのは体なんだよね。だから顔が全てで体は体っぽい何かでいいみたい。

もし仮に4足歩行の人間がいたとしたら、顔だけじゃなくて身体も重要になってくるのかもしれない。けど、4足歩行の人間がいたら人面犬や人面猫みたいに身体だけが動物みたいになるわけで、顔がわかれば身体もどういう風につくか想像できるからやっぱ顔が重要なんだと思う。

▼強弱

線の強弱を付ける必要性が気になった。余白とキャラの境界線をしっかりと描きコントラストを作り目立たせたいモノを目立たせるために強弱をつけたりするんだけど、こういうシリアスな展開の時は「いる?」って感じる。

なんでかって考えると、キャラを目立たせるんじゃなくて「キャラ+(シリアスな)雰囲気」を見せたいってのが大きいんだと思う。キャラを目立たせたいわけじゃなく全体的な雰囲気を目立たせたいから線の強弱(境界線の強調)がいらないとすると納得かなぁ。

とはいえ、前髪の影みたいなところで強弱使っているし、パーツ間の境界線を強調しパーツを目立たせるためには使っているわ。

終わりに

ここはキャラだけのコマなんだけどキャラデザについて考える絶好の機会だったので、通常の2週間じゃなくて3週間かけて作業をした方がいいと思いそうした。

こういうシリアス全開の絵って描いたことがないから参考になりそうな漫画探したんだけどさ、プロの漫画に引っ張られる感覚を感じたわ。なんでだろう?って考えると、やったことが無いからパクった方が楽って感じるからなのかなぁ?あとは、「こういう風に描きたい」憧れもあるかも。まぁ、結局参考になりそうな漫画が見つからなかったから1つ1つ言語化して今に至る。でも、言語化すれば描いたことが無くても及第点には達するってのは大きな発見だったかも。

あとは、キャラデザとしっかり向き合ってみたわけなんだけど、主人公に関してはマジで適当なんだなぁって思った。だって、田舎から出て来ているって設定があるのに、ビジュアルに田舎感無いんだもん。とりあえず可愛く描けばいいやって進めていて適当だなぁって思った。他のキャラについては普通でいいんだけど、主人公に関しては田舎という属性が必要って感じ。

今回初めてキャラデザについて向き合ってみて、田舎っぽいちょいブスだけど愛嬌がある女の子が主人公像に近いのかなぁって気づいた。なので、無理にお目目パッチリの可愛く描く必要は無いって思った。これは大きな収穫っすね。つか、だとすると今回はキャラデザの上っ面(初期設定)しか考えられてないってことになるんだよなぁ。キャラデザを固めようと思ってたのに巻き戻っている感。

本来であれば最初に考えないといけないことなんだろうけど、ある程度走らせて見ると色々と気付きがあるなぁって思った。

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