努力の上中下
前に、努力は「自分自身を目的地に自走させること」だって書いて、努力は自分自身の動かし方を知ることだから使いまわしが効くって書いた。それで使い回しについて考えていたんだけど、使い回しが効く努力にも上中下とランクが分かれているって思ったので書き出し。
前提の設定
まずは、「努力の上中下」の例えとして使う設定を決めておこうと思う。
設定としては、「家族を養うためにやりたくない仕事を頑張るお父さん。」
※家族構成は、お父さん(30)、お母さん(30)、子供(5)
努力の上中下:下
最初に「努力の上中下」の「下」について
下に関しては、「家族を路頭に迷わせないために、やりたくない仕事だけど仕事を続ける努力をする」
これが「下」なのかなと思う。同じように何かやりたくないことでも、努力をして自分自身を動かせるって感じで使い回しが効くと思う。
努力の上中下:中
次に、「努力の上中下」の「中」について
「中」に関しては、「やりたくない仕事を家族のためにし続ける」にプラスで、「どうすればやりたくない仕事でお金を稼げるか」を考え積極的に仕事をすることだと思う。
言い換えるなら、問題と向き合ってそれを改善しようと努力をすること。それは他の問題が起きた時にも同じように対処することができるから使い回しが効くと思う。
努力の上中下:上
最後に「上」について
「上」に関しては、「中下」の「やりたくない仕事を家族のためにし続ける」、「どうすればやりたくない仕事でお金を稼げるか」にプラスで、「家族に愛情はないし、子供は托卵で血は繋がっていない」という状態を足したような状態を指すのかなぁと思う。
言い換えると、努力をする「理由」がない状態。
厳密には、いつでも逃げられるのに逃げず「子供には罪はない」という道徳心や「一度は愛した女」などの弱い「理由」を元に努力をする状態。
あまり現実的じゃないけど、この状況下で努力ができたなら使い回しが効かない事はないんじゃないかな。とは言え、うつ病になる方が早そう。
まとめ
「努力の上中下」をざっくりとまとめると、以下のような感じ。
- 「下」に関しては、ストレスに耐えて行動し続けること。
- 「中」に関しては、耐えるだけじゃなくてストレスと向き合い問題や障害を解決すること。
- 「上」に関しては、耐える理由がない状況下で耐え、ストレスと向き合い問題や障害を解決すること。
とは言え、理由がない状況で努力をするって難しいんだよね。
身近な例だと「人間関係がクソで仕事もクソな会社で、会社をどうすれば儲けさせることができるかを考え行動し続ける事」なのかなぁって思う。それは、「どこにも引っかからなかった自分を取ってくれた」という弱い理由を元に努力をするということ。もし、それができたならどこに行っても大丈夫じゃない?
そういう理由が弱い状態で目的地に自分を自走させるって凄い難しいから、「上」に関してはできる人はほぼいないと思う。なので、「中」くらいが現実的なのかなぁと…