日記

漫画が読みづらい件

僕の漫画を読んでて読みづらいなーって感じたので、なんで読みづらいか書き出し。

線が汚いから読みづらい

読みづらさの一番の原因は、線の汚さが原因な気がする。

というのも、線が汚いと文字が汚いと同じで認識に時間がかかる。例えば、髪と目のパーツの線が汚いと「どこからどこまでが髪でどこからが目か?」と境界線がわからなくなる。それはまるで、滲んだインクのようなイメージで、文字を跨って滲んで読みづらくなっているように思う。描いている僕もそこに関しては違和感を感じる時がある。だから、線の汚さが読みづらさの1つの理由であることには間違い無いように思う。

読みづらさの本質的な理由

線が汚いから読みづらいとは言え、線が汚いことが読みづらさの本質ではないように思う。というのも、線が汚くても人物を人物だと認識できるし、背景を背景だと認識することはできる。それは、絵をほとんど描いたことがない僕の絵でも証明ができている。だから、線が汚いことが読みづらさの本質ではないんだと思う。

じゃあ、何が本質なのかと言うと、余白なんじゃないかと思う。例えば、べた塗りの髪と目が同じ線の汚さだと、目を認識しづらくなる。けど、髪と目の間に明確な余白があれば、どんなに線が汚かろうが分けて認識できるように思う。それは文字も同じで、どんなに汚い文字でも文字間に十分な余白があれば普通に読める。

読みづらさの本質的な問題は、線の汚さではなく線が汚いことで、線がブレ、本来必要な余白が潰れることで読みづらくなる。プロの掻く漫画が読みやすいのは線が綺麗なことで、余白を余白だと認識でき、髪は髪、目は目と認識しやすいから読みやすい。そう考えると、腑に落ちる。

線が汚いことの対処方法

とは言え、僕は綺麗な線を描きたくない。じゃあどうするか?

それは、余白を意識することなんだと思う。例えば、目に被さるべた塗りの髪の毛であれば、目と髪を被らないようにする。または、髪の毛のみ綺麗な線で描き汚い線と差をつける。もしくは、目にトーンを入れたり、目の領域を分かりやすくするようアイラインを引くなどの対処が必要なんだと思う。

言い換えるなら、それぞれのパーツの領域を確保するような対応が必要なんだと思う。それは、カラーで言う所の、髪は黒、肌は肌色、目は白、のように領域を明確にする。モノクロの漫画でもそういった、領域をちゃんと確保することで、線が汚くても読みやすさを確保することはできるんじゃないかと思う。

具体的な対処方法

じゃあ、具体的にどうするか?

1つは、線の強弱を付ける事なのかもしれない。というのも、人の視線の移動には優先順位がある。例えば、太い文字があればそれを見て、その周りの細かい字を見る。漫画でも、まずはページそのものもしくはコマ枠を捉え、コマの中の太く強調されている人物たちを捉えて、細部の表情を見たりするように思う。だから、線の強弱を気を付け、視線の優先順位を意識することが1つ。

2つに、線の強弱に気を付けるとは言え、人物の輪郭をがむしゃらに太くすれば良いという事でもないように思う。というのも、明らかに淡泊になるよなぁーって感じるから。人物の輪郭を同じ太さで描くと、人物をはっきりと認識できるようになるとは思うが、コマの中で浮いてしまうんだと思う。それは、まるで切り抜いて貼り付けたような印象を受ける。あくまでも、絵が主役ではなく絵があって、コマがあって、ページがあって、それらが集まっての漫画だから、太くするのは輪郭の一部で、コマの中で領域を明確にしたり、余白を明確にする時に使って、がむしゃらに太くすればいいわけではないんだと思う。

3つ目に、線の流れに気を付けることなのかなぁって思う。というのも、複数のキャラクターが重なるとキャラクターの線が混線したりするんだよね。絵が綺麗であればあまり考えなくて良いんだろうけど、絵が汚いから線の流れで、この線はこのキャラのモノって分かるようにする。もしくは、余白なりべた塗りや柄やトーンで差別化みたいなのが必要なのかなぁって思った。まぁ、これに関しては、後々改善される気がする。

って感じで対応しようと思う。

終わりに

去年、僕に漫画を描かせることに成功したから、今年から漫画の方のブラッシュアップに専念できるので書き出してみた。また、普段日々の気づきを言語化しているから、漫画も言語化してみたんだけど、実際にどの程度反映できるんだろうか?気づきだと、別の気づきで流用をバリバリできたりするから気になった。とりあえず、目の周りのアイラインだけは、ちゃんと引いた方いいって感じる。毎回、目に関し中途半端に書くからどこからどこまでが目なのかがわかりづらいんだよね。

ちなみに、目を中途半端に描く理由は、イメージが固まってないから。ハイライトとか入れた方が目って分かりやすくなったりするんだろうけど、なんかコレジャナイ感を感じるんだよね。とは言え、髪の毛にハイライトを入れるのは別に構わない。多分、丸みのあるハイライトが僕のイメージと合致しないのかなぁと予想。そういったイメージが僕の中でまとまってないから、ぼかして描いていて中途半端になっちゃってる。この辺も後で日記で書き出してみたい。

しかし、気づきの言語化と違って、漫画に関してはかなり簡単にまとまる。日記って感覚でかけるから楽だわ。気づきは、人間について言及する形になるから、色々な視点で見なきゃいけないけど、漫画に関しては1つの視点で済むから簡単にまとまるのかもしれない。とは言え、他人が描いた漫画とかと比較して言語化しようと思うと気づきと同じくらい大変になりそう。

こんな感じで、タグ「漫画」の方は書いていく予定。

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