日記

敬語脳

昔から敬語が嫌いなんだよね
なんか人と人との間に壁を作っているように感じたり、人に何かを伝えようと思うと上手く伝わらなかったり、日常生活で慣れていないというのもあってか嫌いなんだよね
まぁ、伝わらないのは僕の伝え方が下手なのもあるんだけど、敬語は今の時代にマッチしていないんじゃないか?って感じたので書き出し

というのもさ、敬語を使うと「文字数が増える」んだよね
「ありがとう」という5文字の言葉を敬語で伝えようと思うと「ありがとうございます」って文字数が倍の10文字になるじゃん?
この文字数の増加が現代に合っていないと思うんだよね

昔から若者の活字離れって叫ばれていたけど、今の時代ってもっと加速していると思っていて
例えば、SNSとかって文字数制限があったり、そのSNSとかメッセージツールでは「りょ(了解)」とか「ま?(まじで?)」っていう略語が流行っていたりしてさ
「長文に触れないのが当たり前だよねー」っていう文化で育ってきた子達が社会に出てきてて、文字数が増える敬語をメールやコミュニケーションツールで使うのは今の時代に合っていないと思うんだ

これは別に若者だけの話じゃなくて、おじさんおばさん世代でも長文を読みなれていない人は多くいて、敬語を使われることで文量が増え「読むのがストレスだ!口頭で言ってくれ!」みたいになるくらいだったらテキストでやり取りをする時は敬語を使わないという風にした方が現代においてはいいんじゃないかなって思う

それから、敬語を使うことで伝えたいことが歪曲して伝わっている気もしてて
例えば、「うるさい」という言葉を敬語で伝えようと思うと「すいません、少し声を抑えてもらえますか?」って遠回しに表現することになると思うんだけど、その言葉から「うるさい」ということを読み取れない人もいたり、受け手も「声を抑えて→うるさい」という脳内処理を挟んで会話のテンポが悪くなると思うんだよね

こういう遠回しな言い方や受け手によって言葉に込められた意味の受け方が変わってくる可能性があり、誤解を産む原因にもなるくらいだったら敬語はないほうがいいと思う

最後に、突拍子もないことなんだけど日本の経済が停滞している一因にもなっている気もするんだよね
だって、文量が増えて読み解くのが大変で、遠回しに伝えるから歪曲して伝わり、相手を気遣ってテンポが悪くなるんだもん
今はインターネットが普及してグローバル社会で、周りの国は敬語文化がなくて「うるさい」と感じたら「うるさい」と伝えられるんだよ
ビジネスにおいてどっちがいい?ってなったら敬語がないほうがそりゃスムーズじゃん?だから日本の経済が停滞している一助にもなっているんじゃないかなと思った
と、敬語が嫌いな僕は敬語のデメリットについて書き殴ってみた

書いてて思ったんだけどさ、言葉遣いだけ敬語にすればよくて、考え方まで敬語にする必要はないんじゃないかな?
なんか考え方まで敬語にしないといけないと考える自分がいる気がする

というのも、最近仕事で長文を送ったら返信が遅いって日記を書いたんだけどさ→リンク
なんで長文になったかというと「相手にちゃんと伝えよう!」という相手を考えての行動だったんだよね
結果、返信が遅くなり「長文って読むのストレスだから読まないよなー、返信を貰う事がまず重要なんだから短くまとめるべきだよなぁー」って反省したんだけど、こういう相手を考えての行動が敬語的な考え方なんだと思うんだよね

日記にも書いたが、まずは「何が重要か?」を考えるべきで「相手を気遣う」のはその次に考えればいいのに敬語的な考え方をしていると「相手を気遣う」のが優先で、その次に「何が重要か?」という逆転現象が起きているのが敬語的な考え方なのかも

僕が敬語で上手く伝えられないのはこういう逆転現象のせいだとすると納得できる、間違った敬語の使い方しているんだからね
そう考えると、僕と同じで敬語に対して嫌悪感を感じている人は敬語的な遠回りな考え方、「敬語脳」になっている人なのかもしれない

で、敬語を上手く使えている人は考え方が敬語脳にはなっていないんだと思う

もし、この敬語脳な人が日本人の大多数を占めていたとするなら日本の経済が停滞しているのもわかる気がする
だって、進んで文量を増やし読み解きづらくし、直接的な表現を避け遠回しに歪曲して伝わるようにし、ビジネスのテンポが遅くなるようにしているんだもん
そして、「お金を儲ける」ことが重要なのに「相手を気遣う」ことが何より最優先で、お金よりそういう忖度を大事にする国なんだからそりゃ停滞するよね

敬語が嫌い以前に、仕事をする上で敬語はないほうが上手くいくのは事実なんじゃないかなって思った

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