八つ当たり
仕事で、新卒の子に当たっちゃって反省の意味を込めて書き出し
八つ当たりしちゃった
引き継ぎ系の案件を依頼されたから引き受けたんだけどさ、聞いてた話と違ってイライラして新卒の子に八つ当たりをして反省
でも、僕が聞いてたのは案件公開後のちょっとした修正だったんだよね
それなのに、作り直しレベルの修正と、作りかけのソースコードを引き継がないといけないのがどうしても腑に落ちなかった
なんで、腑に落ちなかった?
腑に落ちなかったのは、エンジニアの尻ぬぐいをしないといけなかった点
というのも、エンジニアって自分の見やすい視点でコードを書くから、他人からすると読みづらかったりするんだよね
だから、ルールを作りそれに沿って実装するんだけど、その配慮が全く感じられないコードだったからイライラした
それと、保守の観点から複数の人が作業するとそれぞれ見やすい視点で書くからソースコードがキメラ化するんだわ
やるなら、1人のエンジニアの1つの視点で完成までやるべきで、途中で投げ出すなってマイルールもあり、どうしてもそこを腑に落とすのができなかった
根本には面倒くさい
とは言え、やるしかないのも理解はしているんだよ
理解はしているけど、どうしても前向きに進めることができなかった
それは、他人のソースコードを読み解くことが面倒くさかったからだと思う
やるしかないと理解をしているが、1人の人の1つの視点でやった方がいい、という合理的な判断が面倒くささを後押しして、動くに動けなかったのかなぁと思う
で、そこで葛藤をし、モヤモヤが溜まり、ガス抜きとして八つ当たりをしてしまったんだと思う
愚痴ったら心が軽くなった
ということで、八つ当たりをしたんだけどさ
八つ当たりをしていく内に、モヤモヤが晴れ、僕がやればよくね?って思うようになった
それは、愚痴ったことでガス抜きが出来たのと、前に書いた自分の都合の良いように脳内で補完する能力が、口から言葉として出すことで解除され、事実のみと向き合うことができた、という点も大きかったのかもしれない
それと、話をすることで足りない情報を取得することもできて、ゴールが見えるようになり、面倒くささが薄れたことも原因にあるんだと思う
ということで、八つ当たりで愚痴ったら、心が軽くなったので作業を引き受けた
愚痴るのは実は大事な行為
普段、自問自答で問題を解決していたから愚痴るという行為をする必要がないんだけどさ
自問自答は冷静の時じゃないと駄目なのかもしれない…
というのも、
イライラしていると、イライラを加速させる方向に脳内補完が働くし
不安を感じると不安を加速させる方向に脳内補完が働く
といったように、何か感情がある時は、その感情を加速させる方向に脳内補完能力が働いたりするっぽいんだよね
だから、冷静じゃ無い時、言葉に出すことで脳内補完能力を解除することができると考えると
愚痴るという行為、外に出すという行為は大事なんだなぁと思った
どうすれば面倒だと感じないのか?
ということで、今回の問題は面倒くさいと感じてしまうことが原因だったので、どうすれば面倒くさいと感じなくて済むのかを考えてみようと思う
まず、面倒くさいと感じる理由は、脳の処理能力が低いから
前に、頭の良い人は面倒くさいと感じる前に処理が終わるから面倒くささを感じにくいって書き、それは僕の中で腑に落ちている
そして、僕は頭が悪く処理能力が低い、だから処理が終わる前に面倒くさいと感じてしまう
これが、僕の面倒くさいと感じる源泉だと思う
だから、この部分をなんとかできれば面倒くさいと感じず、八つ当たりしなくても済むんだと思う
ゴールが見えれば面倒くさいと感じにくい
で、今回もそうだったけど、面倒くさいと感じる時、ゴールが見えないところに問題があるように思う
そして、情報不足がゴールが見えない理由になっている
だから、ミーティングをして情報を取得すること、面倒くさいと感じてもその面倒くさいことを調べることが大事なんだと思う
いや、これができないから八つ当たりしたんだよなぁ…
どうしても面倒くさいが勝ってしまう…
情報を取得、わからない部分を調べる、これらの行動を取るための準備が必要なんだと思う
言い換えるなら、ゴールを見える化する準備の準備
ゴールを見える化する準備の準備
今回で言うと、エンジニアの尻ぬぐいをすることが苛立ちの原因だった
ディレクターさんとかデザイナーさんの尻ぬぐいであれば、ここまで苛立たなかった
ということは、直接の被害が来るのが問題なんだと思う
ディレクターさんとデザイナーさんからの被害は間接的だけど、エンジニアの場合はソースコードという直接的な被害がある
それに対する苛立ちなんだと思う
要するに、僕は間接的な被害であれば耐えられるけど、直接的な被害には耐えられない
だから、直接的な被害が来た時の準備をすればいいってことかな?
あ、腑に落ちたわ
そして、今回で痛い目を見たからさ
似たようなエンジニアの引き継ぎ案件で、「ゴールはこれです、ここまで作業します」って明言していて、既に防衛線を引いてるんだよね
この日記で言語化する前から既に対策を取ってて「僕、すげー!」って1人盛り上がってる(笑)
終わりに
まとめると、僕は直接的な被害を食らうと面倒くさいと冷静にはいられず八つ当たりをしてしまうので、それに対してゴールを見える化することで、面倒くさいけど我慢ができるようになるみたい
八つ当たりすべきではないってわかってるんだけど、直接的な被害を食らうとしちゃうね
そして、僕が新卒の子に対しやっていたことはロジハラだったんだろうなぁーって反省
論理的に正しい視点で攻めてしまい、反論を許さなかった
マジで反省
でも、こういういやり取り、昔からしてみたかったんだよね
というのも、昔から後輩がずっと欲しくてさ
それは、後輩はサンドバッグの側面があって、先輩からすると叩きやすいんだよね
で、叩いて初めて叩いた手が痛いということに気づけて、痛いから直そうって思えると思うんだ
そういう点で後輩が欲しかった
まぁ、新卒の子からすると、外部の人間に色々言われてクライアントからも言われて散々だから、少しくらいこっちが折れるのもありなんだろうけど、楽しいからね!サンドバッグ叩くの!
これ叩いたら、どういう反応するんだろうか?ってウキウキよ
という理由から後輩欲しかった
まぁ、少しづつ叩く回数も減っているし、全く叩かなくなったら今の会社さんとの取引は辞めようと思う
時給はいいんだけどさ、単純に同じ仕事は飽きるわ
ということで、来年はサンドバッグを叩く回数を減らす方向で頑張ろうと思う
図らずも、新年の抱負ができた