日記

6話目の反省会

僕は漫画を描いてて、6話目を公開したんだけど思ったより読まれないなぁって感じ、色々と思ったことがあったので書き出し。

メンタルにダメージ

まず、6話目を公開してメンタルにダメージを喰らって驚いた。というのも、前回の5話と比べて色々と良くなっているって僕の中では感じていてさ、僕目線だと6話目はかなりポジティブな印象だったんだよね。でも、実際に公開してみると思ったより読まれなくて僕の予想を下回るネガティブな結果だった。そういう認識のズレがギャップを生んで、メンタルにダメージが入ったっぽい。

で、このダメージが僕にとっては衝撃的だった。だって、僕は何か悩みやストレスを感じたら日記で言語化して解決しちゃうから。なので、うつ病とか自暴自棄にはゼッタイならないわーって考えてたけど、そのダメージを喰らった瞬間、うつ病や自暴自棄になる未来が一瞬見えて驚いた。

読まれない理由

読まれない理由を僕なりに考えてみたんだけど、絵が下手を除くと僕の作品って分かりづらいんだと思う。というのも、登場キャラが多すぎるんだよね。やっていることが長期連載の漫画で、読み切りやtwitter漫画みたいにシンプルじゃない。そして、もし読者が作品を理解しようと思うと1話目から読む必要があるんだけど、絵が下手で読むのに疲れるから読まないんじゃないかと思う。これが、読まれない理由と予想している。

実際、今描いてる作品の原型になる女子高生と小学生男児の恋愛にフォーカスした4コマ漫画も描いてたんだけど、そっちの方は読まれてた。だって、シンプルで分かりやすいから。って具合に、わかりづらいのが問題なんじゃないかって考えている。

だが、断る

じゃあ、シンプルにすればいいじゃん!って自問自答するんだけど、それを僕は絶対にしない。だって、描いてて面白くないんだもん。と言うのも、僕は絵を描くのが好きだから漫画を描いているんじゃなくて、面白い漫画を僕が読みたいから漫画を描いてて、面白いと感じないシンプルな漫画を描く理由がないんだよね。(それが原因で4コマの方辞めちゃったし)

そういう、僕側の問題もあってシンプルな漫画が描けない。これは僕のエゴ。

漫画における根本の問題

そして、根本の問題は絵なんだよね。絵が下手だから漫画を読む気が失せるってのが問題で、そのせいで僕が考える「面白い」と感じる設定やストーリーを読むってところまで辿り着き辛い。実際、僕も絵で読むかどうか決める面があったりするし。

更に、絵が下手だから読まれない可能性があるから、ストーリーや設定が悪いかどうかの判断もつかないんだわ。絵がちゃんと描けて、ちゃんと読まれていると判断ができればストーリーの方を修正することも可能なんだけど、現状「絵」という問題が大きすぎて判断がつかない。

だから、絵のクオリティを上げる必要があるんだけど、さっきも書いた通り絵を描くのが嫌いでさ。漫画以外で絵を描くことができないし、その漫画も「面白い」という確信が視聴回数の少なさで揺らいでいるからモチベーションが下がっている。

今は、僕の漫画は「面白い」のか?という半信半疑の状態で、少し整理が必要な感じ。

ダメージを受けた本当の理由

で、ダメージを受けた本当の理由についても考えたんだけど、それはお金を稼ぐという目的が原因なんじゃないかって思う。というのも、漫画を使ってお金を稼ごうと考えていてさ、今の視聴回数だとそこまで行くのに遠すぎるんだわ。で、話数を重ねるごとに漫画は上手くなっているはずなのに、現実の視聴回数には反映されないってなるとさ不安になるじゃん?それがダメージを受けた本当の理由なんだと思う。

とは言え、お金を稼ごうと思ったら僕はプログラマーなんで仕事をすればいいだけなんだよね。だから、普通に仕事をすればお金は稼げるんだけど、今描いている漫画を僕は面白いと思って描いているのもあって、僕と読者の間で「面白い」の価値観が違う?僕の「面白い」の価値観って間違っている!?って可能性が視聴回数から見て取れる面も大ダメージを喰らった原因なのかなぁって思う。

そういう「これが面白い!」みたいな自分の価値観が間違っている場合って、前にも書いたけど結構しんどいんだよね。だって、その価値観は今まで生きてきた人生で構築されたもので、それが間違っているということは人生そのものが間違っていると否定されるように感じるから。

まぁ、その辺に関しては既に言語化したのもあって、人生ではなく作品が間違っていると分けて考えられるから問題はないんだけどね。

一応、書き出してみて整理はできたけど、僕の漫画は「面白い」という推測で進めるしかない部分は解決しきれてないから、モチベーションの維持とか腑に落とすのが時間がかかりそうだわ。

終わりに

とは言え、現状何もしないってのもどうかって考えているし、漫画に関しても僕が納得できる絵が描けないと「面白い」かどうかの判断がつかないわけで、絵が下手な今考えてもしょうがないんだよね。なので、「面白い」という推測の下で進めるしかないけど、現状維持ってのもどうかと思うので枠外にキャラクターの説明を入れるみたいな対策はしようと思う。

というのも、僕の作品って絵が下手だから過去の話を読む気にならないと思うんだよね。そうなるとキャラクターの関係性やどういうキャラクターなのかがわからない。だから、最新話である程度完結するように、枠外にキャラクターの説明を載せて最新話で完結するようにした方が良いんじゃないかって思う。

それに、枠外の真白の説明で「小学生、花(女子高生)の彼氏。」みたいな説明があるだけでも「小学生と高校生が付き合っている、どういうこと?」って作品に興味を持ってもらえる可能性があるんだから、枠外にキャラクターの説明を置くのは一定の効果はあるんじゃないかと思う。

これが、今の僕ができる対策なのかなぁって思う。しかし、どうなんだろうか?プロの作品で枠外にキャラクターの説明が載ってたりするけど、僕読んだことがないんだよね。まぁ、プロの作品ってそもそも綺麗で読みやすいから枠内だけを読んでればなんとなく雰囲気でわかったりするし、わざわざ枠外を読んだりしないのかもしれない。

色々と書いたけど、漫画において最も重要なのは「ストーリーを読ませることができる最低限度のクオリティを持った絵」なのかもしれないって思ったわ。絵は作品を読む上での入口で、絵が下手で違和感を感じてしまうと、どんなに良いストーリーでも読まれないもんなぁ。だから、「絵」が重要。

とりあえず、できることからやろうかなぁって思う。

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