オスガキ2話
オスガキ2話が描き終わったので書き出し。
目的と展開
2話の目的としては兄と弟の自己紹介。
展開としてはオチもついて良い感じな気がするんだけど、もうちょいクソガキ成分多めでもよかったのかなぁって思った。散々クソガキムーブかました後に追い出すって展開の方が因果応報感が出てしっくりくるし。
ただ、ページ数が少ないって都合もあってそんなに入れられないって感じ。まぁ、4ページ縛りしているので、仕方ないかなぁ。この辺は試行錯誤を続けてたらいい感じになるんじゃないかって思う。
ページ
ページ全体を通して、構図は良い感じになった。ただ、ネームだとデフォルメ(抽象的)で良い感じだったけど、下描き(清書)するとデフォルメが解け、リアリティが出てしまい違和感だった。なんかデフォルメ表現の仕方がわからないって感じ。
なんなんだろう?崩し方がわからないって感じを2話通して感じた。これは課題かなぁ。
あとは、弟が顎を上に向けるポーズのコマ。なんかやたら描きづらかった。たぶん、上を向くことで顎周りに余白が生まれるけど、その余白の取扱いを持て余しているからなのかなぁって思う。実際、キャラ的に顔のパーツが下の方に集まっているキャラなのもあって、下の方に余白が生まれるってのを想定していない。
この辺も課題かなぁって思う。
気になった
その他気になったこと。
更新頻度
更新頻度は気になるなぁ。
1週間に1本ペースであげたいんだけど、最低でも2週間かかってしまう。理由としてはネームだなぁ。4ページにしっかりと収めつつオチまでつけようと思うと、ネームが1日2日でまとまらないって感じ。
特に最初だからってのもあるかなぁ。足場を固めながらじゃないと途中で躓いて描くのを辞めるような形になりかねない。だから、時間をかける必要性があるって感じ。なので仕方がない。
最終的には1週間に1本あげられるようにしたいね。
とりあえず描く
描いてて思ったけど、とりあえず1度描くってのが大事なのかなぁって思った。
というのも、頭の中にあるイメージが答えだとして、それを原稿に描き写すためには何度か調整が必要だから。なんとなく、僕って頭の中の答えを1度で原稿に落とそうとしている面があるんだよね。で、それが上手くいかないからストレスを感じて、描きたくないってなっているくさい。
けど、一度でその答えには辿り着かない。何度も調整が必要なので、とりあえず1度描いてみるのが大事って感じ。
なんなんだろう?プロットやネームではそれが当たり前のように出来ているんだよね。とりあえず描いてみるってやつ。けど、絵に関してはとりあえず描いてみるってのができない。単純に絵を描くのが嫌いで、何度も描きたくないってのもあるんだけど、答えの出し方がわからないってのが一番の要因な気がする。
というのも、プロットやネームは躓いても「何に躓いているのか?」って言語化で解決できるけど、絵に関しては「絵」という言語を使って考える必要があって言語化が難しい。例えるなら、英語で躓いて英語で問題を解決しようとする感覚。なので、一度「絵」という言語を日本語に翻訳して考えるんだけど、知らない単語なんかがあって、翻訳が上手くいかない。だから、言語化せずに済むように一発で行こうとしている。
そういう翻訳して言語化による解決が難しいから、一度で上手くいかせようとしているって感じかなぁ。
なので、とりあえず1度描くしかないかも。で、知らない単語を1つずつ潰すしか方法はないのかなぁって思う。横着すんなって話かなぁ。
キャラ
1話目ではあまり気にならなかったんだけど、目の描き方が気になったわ。たぶん、1話目は線が多く全体的に黒かったから黒目が目立たなかったけど、2話目では全体的に線が少なくなって黒目が目立つようになったからなんだと思う。
ただ、こういう目の描き方ってプロもするんだよなぁ。何が違うんだろう?線の綺麗さ?僕は雑だからなぁ…。この辺は試行錯誤を続けるかなぁって感じ。
硬さ
1話目と比べて硬さが出てきているってのが気になった。
なんか「こうしなければいけない」って感じが出てきて、硬くなってきているって感じ。そのせいで自由さが消えているって感じた。
あと、後半雑さが出たかもしれない。というか、デジタルだからペン先がツルツル滑るんだよね。そのツルツルを制御できない感じが雑さを生んでいるって感じた。
太さ
ペン先5pxで描いているんだけど、最後のコマだけ吹き出しで使っている10pxで描いてしまった。けど、太い方が抽象的な印象で描きやすい感じがあった。次からは10pxで描くのもありかもしれない。
読者
描いてて思ったけど、なんか読者が気になったわ。
というのも、読者のために早く更新しなければいけないんじゃないか?って感覚を感じた。確かに読者視点だと早ければ早い方が良いんだよね。それに表に公開しているんだから読者を気にするのは当然。だから、気になるのは当然なのかなぁって思う。
ただ、それでいい加減になったりしても困るんだよね。早く更新しなくちゃって雑になるのを懸念しているって感じ。
この辺は見られているって感じると集団を意識してその集団の期待に応えようとしちゃうって本能が働いているからそう感じるのかなぁって思う。スピードを上げるのは大事だけど、それで適当にならないようにしたい。
前回
前回の話をアップロードしてコメントとかがついてたわけなんだけどさ、思ったより伝わっているなぁって思った。というのも、兄の方が両親に捨てられたって設定で、それを匂わせるセリフを入れたらコメントでそれについて言及があった。だから伝わっているんだなぁって思った。
ただ、気になったんだけどさ、普通に漫画を読んでてそういうキャラの背景が気になるってあまりない気がするんだよね。だから、そういう所に言及するってことは話が面白くないって事なのかなぁって思った。もしくは、全ての漫画にそういうコメントがついているけど、他のコメントで埋もれて見かける機会がないとか?こっちの方が近い気はするかなぁ。ワンピースとかも読んでて話も面白いけど、考察的な視点で見る人もいるわけで、そういう伏線的なモノを探して楽しむって読者もいるっちゃいるのかなぁって思う。
あと、4コマ形式だったり通常の漫画の形を取ってたりってマチマチなのも原因かもなぁ。4コマ形式で統一されてたら話がぶつ切りなのでストーリー性が出ずさっくりと読めるけど、通常の漫画形式が入ってくることでストーリー性が出て「何かあるんじゃないか?」って思わせている面がある気がした。だから、そういう作品の伏線的な部分に言及するコメントがついてたりするのかなぁって思った。
悩み
なんとなくこのままでいいのか?って不安を感じた。けど、直ぐに消えた。なぜならどうせ解決するから。普段言語化しているのもあって、この不安もどうせ言語化して解決しちゃうってわかっているから不安なのに「どうせ解決しちゃう」って不安感に浸れなかった。
ちょっと面白かった。何が面白かったかって言うと、「僕ならできる!」って自信じゃなくて、「どうせ僕のことだから…」って今までの問題解決の実績による客観的な信頼?信用?でなんとかなるって点。自分のことなのに客観的に見て「どうせなんとかするんだろうなぁ…」って他人事なのが面白かった。
実績って積もると主観的な自信じゃなくて、客観的な信頼や信用になるのかなぁって思った。
終わりに
とりあえず2話目まで描いたけどネームをまとめるのに時間がかかるわ。ただ、納得のいく形になるまで試行錯誤をしているから、途中で辞めたくなるって感覚はないかな。なので時間はかかるけど正しい気はする。
たぶん、納得のいかない形で進めると途中で話が破綻して辞めちゃう気がする。それに最初なので、足場を固めるって点でも時間がかかるのは仕方がないのかなぁって印象。
とは言えどうなんかね?読者的にはさっさと更新しろって感じな気がするんだよね。僕も読めればいいって感じている面は確かにあるわけで、時間をかけて作者が納得するモノより、納得行かなくても1週間に1本アップロードしたほうがよいって感じる。
この辺は目的次第なのかもなぁ。僕の第一目標は僕に絵を描かせるって点で、継続することが何よりも大事。それに、漫画でも最初は面白くないけど、後半面白くて単行本を買ったって経験あるんだよね。なので、最初が微妙でも続けてれば面白くなる可能性もあるからとりあえず続けられる作品を描く方が僕にとってはよいのかなぁって思う。
ということで、足場整えながら進むかなぁ。