ランニングとメンタル
夜中にランニングをするんだけど、メンタル疲労が溜まっている時とそうでない時で走りやすさが違うので気になった。
メンタルとランニング
ここ最近、メンタル疲労は睡眠をしっかりとることで回復するとわかった。で、それから睡眠時間を多く取っているから比較的メンタルの調子が良いんだけど、特にランニングの時の走りやすさが段違いで変わったのが気になった。
というのも、メンタル疲労が溜まっている時(メンタル疲労:大)だと息切れがひどかったり、走ってても余裕がないって感じる。けど、メンタルが回復した後(メンタル疲労:小)だと息切れも起き辛いし、余裕を持って走り終えることができる。って分かりやすい違いがあった。
メンタル疲労の大小がなぜランニングに影響を与えるのだろうか?って気になった。
影響
まず、メンタルがランニングに影響を与えるのか?って考えると、影響を与えると思う。
なんでかって言うと、うつ病というメンタルの病気の人を走らせて健康な状態の時のように走れるか?って考えると走れないから。僕もメンタル疲労が限界で2連休取ったことがあるが、いつも通りの行動ができなかった。また、デスクワークだけど週末に週明けの元気な時と同じようにキビキビ動けるかって考えると無理。
そういう実体験からメンタル疲労がランニングに影響を与えてもなんら不思議は無いのかなぁって思う。
具体的な影響
じゃあ、メンタル疲労が具体的にどのようにランニングに影響を与えているのか?
それは、体の機能の低下という形で影響を与えているんじゃないかって思う。
というのも、メンタル疲労というのは仕事や試験など何かを意識し続け緊張状態が続くことで溜まる。それらを意識し続けるとリソースをそこに取られる(集中する)。そして呼吸が浅くなったり代謝が落ちる。そうなると少ない酸素量で体を維持しなければならなくなり、エネルギーの消耗を減らすために省エネモードに入る。そんな省エネモードでいつも通り走ったらそりゃ息切れもするし疲労も感じやすくなる。だって省エネモードなんだもん。
うつ病も週末も体が省エネモードに入っていて、機能が低下しているから元気な時のように動けないって考えると説明つくのかなぁって思う。だから、メンタルがランニングのような行動に影響を与えるのは間違いない。
配分
あとは、リソースの配分が影響しているんじゃないか?って考え方もできるかな。
というのも、メンタル疲労が溜まると「休みたい」って感じるんだよね。で、頭の中で「休みたい」に6割、「走る」には4割程度しかリソースが割けない。4割の力で走るんだからいつも通り走れないってのも当然。しかも「休みたい」って6割がブレーキのような役割になって、ブレーキがかかった状態で4割の力で走ることになる。そうなるといつも通り走れない。みたいな考え方もできるのかなぁって思った。
例えるなら、重りをつけて走ったり、逆風が吹いているような状態が近いのかもしれない。
ただ、明らかに物理的な走り辛さがあるんだよね。気持ちの問題で息切れをコントロールできるか?って考えると微妙だし、メンタル疲労によって体全体が省エネモードに入っているって考え方の方が合理的かなぁって思う。
それに、メンタルのリソースの配分であれば、寒いから走りたくない、暑いから走りたくないってブレーキがちょくちょくかかる。けど、走り出すと普通に走れたりするんだよね。だから、リソース配分とか「したいしたくない」って気持ちの問題は「走るかどうか」って意思決定には影響を与えるけど、直接的にランニング(行動)には影響しないんだと思う。
終わりに
メンタル疲労が溜まることで体が省エネモードに入っているってのは正しいと思うんだよなぁ。メンタル疲労が溜まると明らかに呼吸が浅くなったり腹式呼吸とかで内臓動かすことを億劫に感じたりって具合に、体全体が動かしにくい、機能が低下しているって感じるわけだし。だから、メンタル疲労が溜まると体がエネルギーを温存するために省エネモードに入るはしっくり来る。
ただ、睡眠時間を多く取るとメンタル疲労って回復するんだよね。これが気になる。寝るとメンタル疲労が回復して、省エネモードが解除され、ランニング時に余裕が生まれる。どういうこと?って感じ。
まぁ、この辺は別で言語化するかなぁ。
あと気になっている点としては、疲れているからランニングを休もうって実際に休むと影響があるかどうか。一般的には休んだんだから元気になるって考え方が出来るわけだけど、実際に元気になるのか?ってのが気になる。走らなければその分睡眠時間を多く取ることが出来るって考えると元気になるのも説明できるんだけど、いうても1kmしか走らないし5分程度で走り終えるから睡眠時間に大きく影響を与えることはない。
足に違和感があるみたいな物理的な違和感があれば休むことで回復するんだろうけど、メンタル的には影響は無いって考え方が正しい気がするなぁ。それに走った時の走り辛さから「どの程度の省エネモードなのか?どのくらいメンタル疲労が溜まっているのか?」って疲労具合を確認することが出来るわけだから基本走った方が得な気がする。
とりあえず、休まず走った方が良い気がする。走りたくないんだけど、走った方が得ってのがなぁ…何とも言えないって感じ。