オスガキ4話
オスガキ4話が描き終わったので書き出し。
ネーム
ネームはマジで悩んだわ。オチはドタバタさせるって決まってたんだけど、そこに至るまでの過程で四苦八苦。
最初は弟がわがまま言って兄が人様のお家での常識を諭し、それでも弟が暇っていうからグラビア雑誌を差し出すみたいな展開で兄も常識がないみたいな形にしてからの、弟が兄をからかってドタバタ展開にしようと思った。けど、その流れに違和感を感じたので辞めた。
それに、そもそもスマホを持っている設定で「暇ならスマホを使えばよくね?」ってことで今のこの展開になった。
時間がかかる
なんかこの作品のネームはやたらと時間がかかる。で、これを描いている今、5話のネーム描いているんだけど、中々まとまらない共通点に気づいた。
というのも「これを描きたい」ってキーとなるコマと話の展開のミスマッチが共通してある。何かしら画面にインパクトのある絵(コマ)を1つ入れようとするんだけど、それを入れて4p内で上手く(自然に)繋げようとするとページ数が足りず流れが早くなり違和感って感じ(キャラがストーリーによって動かされていて自然じゃないって感じ)。
だから、そのキーとなるコマを除外して、話の展開を細かく一歩づつ地に足をつけて進めるようにすると良い感じでまとまる。感覚的には1→100を4pに収めるんじゃなくて1→10を4pに収めるってイメージ。
ただ、そうするとその話で展開したい内容を展開できなかったりするんだよね。だって、伝えたいのは1→10じゃなくて1→100なわけだし。ちょうど5話のネームでその辺悩んでいるけど、「1→10ついでに100」という形でまとめた。難しいね。
ページ
ページごとに気になった事の書き出し。
1ページ
このページはアップの構図が多いいから人物に関しては特に気になったことは無いかなぁ。強いて言えば、最後の弟がびっくりするコマは気になる。びっくりするみたいなアクションをあんまり描いたことがないからどういう風に描けばいいのか?って部分で悩んだ。
あと、全体的に言える事なんだけど、キャラの造形とペン入れは気になるかなぁって感じ。今回からラフではなくペン入れしてみたんだけど、キャラの造形のラインがラフよりはっきりして気になるって感じ。
背景としては、1コマ目の構図は個人的にはいいなぁって思った。毎回アパートのショットは状況説明として入れるんだけど、同じアングルになって被るのが嫌だってことで工夫してみた。そしたら良い感じになった。外の風景や雨が降っている感をもう少し描写出来てたらもっと良い感じだったかな。
2ページ目~3ページ目
4コマゾーンなのでまとめて書き出し。
ここではキャラのポーズ周りで四苦八苦したかな。というのも、横になっているポーズってほぼ描いたことがないから、どうやって描けばいいんだろう?って四苦八苦。特に3ページ目の上を向いているアップのコマ。この画角の人物は描いたことがないからいい勉強になった(立体を意識して描いた)。
描き終わった後で思ったけど、目の造形は気になるかもしれない。というのも、2ページ目の1コマ目が目を閉じているんだけど、キャラの造形としては良いって感じたから。それぞれのパーツが「それ」ってわかるって感じが良いなぁって感じ。反面、目を開いている状態のコマでそう感じる事があまりないから目に問題があるのかなぁって感じ。
ただ、3ページ目の左の3コマ目の目は分かりやすいって感じた。ちょっと引きの構図ってのもあって、目の線の太さが均一でまとまっているからなのかなぁ?大ゴマだと目のアイラインと瞳孔部分の線の太さ変わるもんなぁ。影響としてはありそう。
4ページ目
このコマは構図で悩んだ。なぜなら、目立たせたいコマが3コマ目なんだけどコマ数が多くて大きく映せないから。
また、3コマ目ではペン入れも悩んだ。というのも、線の数が多くて分かりづらいから。なんかごちゃごちゃしているわ。全体的にもう少し線の数を減らして描ければこういうごちゃごちゃも減らせる気はするんだよなぁ。もしくは、線の強弱?
あと、伝えたいのは床を叩く弟なんだから、周りのエフェクトとキャラの線が同化するのってどうかしてるぜ!って思った。もうちょい分かりやすく描きたい。
気になったこと
その他気になったことの書き出し。
ネーム→下描き
ネームができてから一発目の下描きした時。明らかに筆が乗らず1ページ目と2ページ目でクオリティに差が出たのが気になった。また、次の日に3ページ目をしたら更にクオリティに差が出た(どんどんクオリティが上がる感じ)。
なんでなのか?って考えると、キャラの造形が決まっているかどうかって部分の話なのかなぁって思う。というのも、ずっとキャラの描き方悩んでいるんだよね。だから常に「これでいいのか?」って感じで描いてて、1ページ目を踏み台にして徐々に確定させていくからそういう現象が起きるのかなぁって思った。
あとは1ページ目は大きなコマで4コマパートよりキャラの造形を明確に描く必要があるってのも影響しているんかなぁって思う。4コマパートはデフォルメ表現で、通常パートはリアル寄りって感覚だし。
描きやすい
このシリーズを描いてて思うけど、やっぱり花花と比べて描きやすさがあるわ。ちゃんとペン入れしない、ごまかして描けるからそう感じるのかなぁって思う。ただ、今回はべた塗りはないけどペン入れを想定したペン入れをした。それを見る感じ、僕のキャラデザとペン入れにはズレがあるって感じる。
何というか、僕のイメージするモノは普通にペン入れするだけだと駄目って感じのズレ。特殊なペン入れ方法で成り立つのが僕のキャラデザって感じ?
今、花花10.5話の方でペン入れのテストしているんだけど、1本の綺麗な線でキャラクターを描くんじゃなくて複数の線を重ねてキャラクターを描くって僕のやりやすい描き方を試している。その描き方だとしっくりくるんだよね。ただ、それはラフをラフとして清書するような感じの描き方で、世間一般の漫画じゃないって葛藤があるって感じ。だから悩んでる。
動画
1~2ページ目を描く時は動画を流さずに作業をしたんだけど、3ページ目では流して作業をした。おかげで作業は進まなかったけど、そこまでクオリティに差が出るって感覚がないんだよね。何というか、どっちでもいいんじゃね?って感じ。
以前、動画をバックグラウンド再生するか否かでクオリティに差が出るんじゃないか?って描いたけど正直出てないかもしれないって感じ。というかそこまでたどり着けてないって感じ?
あと、別の日記で進めているんだけど、何か問題があってそれと向き合うことがしんどいと動画を流すみたいな現実を直視しないようにするために流している性質があるんじゃないかって考えている。要は、動画を流す時ってのは何か向き合いたくない問題があるから流すって話。
なので、動画を流さないと作業が出来ないようなら問題があるってことだからその問題を確認した方がいいんじゃないかって思った。
描く気がおきない
この話すっごい描きづらいって感じたり、メッチャ描きたくないって感じた。なんでかって考えると上にも書いた通り問題があったからっぽい。
しかも年末年始で作業したんだけど、言語化の作業はお休みしてて、問題を言語化できなかった。だから、何がわからないかわからないって状態で描きづらさを感じてたっぽい。思っている以上に言語化が大事だった。
時間がかかる
下描きもペン入れも時間がかかるわ。今回に関してはあまり描いたことがない構図だから仕方ないってのもあるんだけど、ペン入れの方は全てのコマで試行錯誤を行っていることが原因かなぁ。たぶん、1秒で読み飛ばすようなコマでも考えて描いているから時間がかかっている。まぁ、試行錯誤は重要なのでしょうがないんだけどさ、その試行錯誤の結果「読めればよくね?」みたいな結論にたどり着くってのがなんだかなぁって感じ。
あと、正直ペン入れってそこまで差が出ないんじゃないかって思った。重要なのは下描きで、下描き次第で漫画全体の読みやすさが変わる気がした。下描きなぞるわけだし。
線
今回はラフじゃなくてペン入れのテストしてみたんだけど、線はしっかりと分けて描かないとダメなのかなぁって感じた。全体的に線がごちゃごちゃしているって感じるし。
個人的に気になったのは弟の前髪。目と目の間を縦断する髪の毛があるんだけど、ここの線が太くなると目と目の繋がりが悪くなって邪魔になるなぁって感じた。だから、線の強弱や描き分けってのは重要なのかなぁって思った。
あとは、全体のバランスを見てペン入れするってのは大事だなぁって思った。少しその辺を意識して今回描けたから個人的にはよい発見だった。ただ、読者には伝わらない奴だなぁって思った。
キャラ
べた塗りが無いからキャラが薄いって感じるんだよなぁ。なんとなく締まりがないって感じ?全体的にゆるゆるって感じがある。キャラデザなのかなぁ?なんか顔の圧が弱いんだよね。だから、キャラをキャラって認識がしづらいって感覚がずっとある。たぶん、べた塗りをしても弱い感じがでる。
というか、仮にプロの漫画家っぽく描けたとしても出てくる違和感な気がする。何というか、キャラじゃなくて余白の扱い方と言うか、線がその余白を吸収・拡張できてないって独自の感覚の問題って感じ。これは漫画というよりかは絵を描く時のこだわりかもしれない。
この辺は少しづつ言語化するしかないかなぁって印象。
コメント
アップロード後にコメントを確認しに行ったんだけど、ドキドキしている僕がいたわ。たぶん、変なコメントがないかどうかって部分だと思う。僕自身は納得してアップロードしているのもあって、不備がないかどうか?って部分が気になっているんだと思う。
最初は、面白いかどうか?みたいな視点で見に行くのかなぁって思ったんだけど、僕自身この作品はそこまで面白くはないって感じているのと、僕自身に絵を描かせるために描いている面があるので、そこはあまり気になってないっぽい。目的が違うって話。
感覚的には仕事の成果物を公開するみたいなドキドキ感が近い。本番環境で公開した後に何か不備があったら修正しないといけないわけだし。そういうドキドキ感。
ストーリー
描いててストーリー展開が気になったわ。というのも、兄貴はヤンキーにした方が話の展開しやすかったんじゃないか?って思った。何というか、兄貴が普通過ぎて展開を作り辛いって感じるんだよね。これは5話のネーム描いてて思った。
兄貴がヤンキーだったら、兄貴メインで展開を作れるし弟でも作れる。また、ヤンキー絡みでのいざこざとしても話の展開を作れたり、苗字が九頭なので名は体を表すって感じで葛藤をさせることができて、弟のおかげで更正するみたいに展開がしやすいなぁーって感じ。
まぁ、とりあえず僕に絵を描かせるのが目的だし、とりあえずは今の状態で進もうかなぁって感じ。展開的にはそっちの設定の方が話は作りやすいなぁーって思ったってだけの話。
描いてて思うこと
描いてて思ったけど、あんまり描いてて面白くないんだよなぁ。まだ、花花の方が描いてて面白さがある。やっぱりキャラかなぁ。なんやかんやで花花の方はキャラがよいって感じる。反面オスガキはそんなに面白くない。キャラデザかなぁ。自由に描いている感覚ないし。もうちょい自由に描けるように頑張ってみるかなぁ。
AI
年末年始で描いてたんだけど、言語化はお休みで問題がわからずスランプ気味だったから、試しにAI使って色々と弄ってみた。
弄って見た感じペン入れの参考にはなりそうだなぁって思った。厳密に言うとペン入れというか、どうすればプロっぽく見えるかって部分の参考になるって感じ。原稿をどうすればプロっぽくしてって投げると、プロの作品とかを参考に出力されるから、自分の作品をプロが描いたらどうなるのか?って部分で参考になるって感じ。
で、それを見て思ったのは僕がイメージしている感じではないなぁって思った。確かに綺麗なんだけど、僕がイメージする完成品じゃないって感じがあった。そのことから僕が目指しているのは既製品の漫画ではないのかなぁって思う。絵は綺麗なんだけど楽しくなさそうなんだよね、描いてて。なんか作業感が強い。だからイメージと違うなぁって感じ。
どうにも僕は絵を描くことに対して楽しさを求めているみたいだわ。
終わりに
少しづつ見れるようにはなっているんだけど、プロっぽくはないなぁって印象。何かプロの作画なんかを見ていると、顔の段階でプロっぽいんだよね。そこに髪の毛を適当に乗せても顔がしっかりと描かれているからそれっぽく見える。その反面、僕の描くキャラは顔が分かりづらい。なので、髪の毛を乗せてしまうと見づらくなるって印象がある。
ただ、少しづつ全体を見て描くことが出来るようになってきているからその辺も改善傾向。ただ、小さく描く時は相変わらず潰れるんだよなぁ。この辺はデフォルメ処理とか線の強弱を工夫しないと駄目なのかも?引き続き考える必要があるね。
そう言えば感覚的なことなんだけど、新年明けるとなんか成長を感じるんだよなぁ。「去年と比べて」って感じで成長を実感する感覚がある。毎年ある。これ何なんだろう?逆にそれ以降は感じない。数か月で成長している感じはあるんだけど、新年ほどそれを意識する感じはない。
感覚的には週末になると疲れるってのが近いかも?疲れないように過ごしても疲れるって感じ。だから、何か人間の本能でそういう周期にまつわる機能があるのかなぁ?って気になった。