年金

年金がもらえないかもってニュースがあって「へぇーヤバいんだ、じゃあ年金払わない方が得じゃね？」って思ったりするんだけど、そもそも年金の仕組みについて知らないなーって思って調べてみた

まず、年金を受給している年金受給者に払われる年金は「国庫」と「積立金」と「保険料（僕らが払う年金）」から払われているみたい

そして、基本的に僕らが払う保険料がそのまま年金受給者に対して仕送りのように送られてるんだけど、年金を払う人より年金を貰う人の方が多くて国庫と保険料だけじゃ賄いきれず、その足りない分は積立金を崩してなんとか年金制度を維持してて、それもいつか尽きるよね？ということで「年金が貰えないかも」ってニュースが流れたりするみたい
言い換えるなら「今の年金制度は貯金を切り崩すことで成り立ってて、このままだとその貯金もなくなって年金受け取れなくなるよ」ってことらしい

でも、その貯金という名の積立金もただ寝かせているわけじゃなくて投資とかで増やしていて、相当アホなことをやらかさない限り積立金を使って年金制度は維持できるみたい

それに、積立金が仮に尽きたとしても国庫からの負担を増やせば維持はできるから「貰えない」って悲観をする必要はないっぽい
ただ、国庫から負担をしようとすると年金に割く分を補填しないといけないから消費税とかの税金が高くなって結果生活が苦しくなって「この年金だと暮らしていけないんじゃー」って人がたくさん出かねないジリ貧な状態ではあることに変わりはないよう

実際、年金の受給年齢を60→65歳に上げて「働ける人は働け！」という対応をとっていることから、まずは「これ以上受給年齢上げられなくね？」ってところまで上げてから段階的に受け取れる年金の金額を減らしたり、働く世代の払う年金（保険料）の額を増やしたり、消費税とか税金を上げて国庫からの負担を増やすみたいな手段をとるんじゃないかな？

憲法でも「最低限の文化的な生活」は守られるわけだし、生活保護が無くならないよう年金も無くなることはないと思う
仮に無くなるとしてもベーシックインカムのような制度に置き換わるような形になって「働けない＝死」みたいなことにはならないと思う

年金とか当分先の話だからニュースを真に受けてたけど、調べると無くなることは無いってのがわかったから年金はちゃんと払っておいた方がいいね

それから、会社員が入るのは「国民年金＋厚生年金」それ以外の人は「国民年金」って分け方なんだけど、国庫負担の割合が違ったり、積立金の金額も10倍くらいの開きがあったりそもそも財源が違ったりして勉強になった

個人的に驚いたのが、積立金の金額が全然違う(笑)
日本人は基本みんな会社員だから厚生年金に入ってるんで積立金が100兆以上あるのに、国民年金の方は10分の1もない(笑)
そのせいなのか、積立金の統合って案が出て厚生年金を収めている人たちが国民年金の人たちを支えるって案も出てるっぽい
それから国民年金は未納も半分近くいてシステム的に既に成り立ってなくて、国庫が5割負担してた(笑)
まぁ、日本人のほとんどは会社員で厚生年金は会社に勤めてると会社が払ったりするのもあってとりっぱぐれることが少ないんだろうね
そうやって調べてると、国民年金の方は基本払わないで65歳過ぎたら生活保護を取るのが一番効率がいいんじゃね？って考える人が出るのも納得できるわ

ただ、払わないと差し押さえとかもあるみたいなんで、払えないなら免除申請したほうがいいし、基本払っておいた方が面倒ごとは少ないから引き続き払うけど税金は100％高くなっていくんだろうなぁーってのは調べてると予想できるわ

こういうのを学校で教えればいいのに、なんで学校では教えないのかって考えてみたけど馬鹿が多いい方が国として色々とやりやすいんだろうなぁーって思う
現代において重要なのは検索する能力なのかなぁって思う今日この頃