ハッ！＝視点の意外性＝当たり前

ハッとなるようなこと

普段日記を書いてて、ハッとなるような日々の気づきを書いてたりするんだけど
書いてて結構な頻度で「当たり前のことを書いて何やってんだろう」って思うんだよね
気づいた時は「ハッ！」となり「良い発見した、楽しー」って書き出してるんだけど、改めてそれを見ると当たり前のことで「あれ？」って首を傾げるんだわ

それで思ったんだけど、実はハッとなるような気づきって「当たり前」のことで角度を変えて見てるだけなんじゃないか？

デザイナー兼任時代

それで1つ、僕にとって結構影響があったハッとさせられた例がある
前に勤めてたWeb制作会社でのことだけど、入社した最初の2年間はデザインとプログラミングどちらもやっていた
ただ、デザインがどうにも苦手でお客さんの要望通りのデザインができず、どうしても自分がやりやすいデザインになってしまいお客さんが納得せず仕事が長引いていた時に先輩に「クライアントの要望を形にするのがデザイナーで、自分のしたいデザインをするのはアーティストだ」って言われてハッとなったんだよね

それを聞いて「僕がやっている行為はデザイナーじゃなくてアーティストなんだ」って気づかされて、僕にデザイナーは無理だってことでデザイン辞めてプログラミング一本に絞るきっかけになった
という僕にとってはとても大きなハッとなる言葉だった

これも、クライアントからお金をもらっているんだからお客さんの要望を叶えるためにデザインをするのは当たり前のことなんだよね
それをアーティストという視点を加えデザイナーとの対比を用いることで先輩は「お前はデザイナーじゃない、当たり前のことができていない」って教えてくれたんだと思う

それで思った、ハッとなるようなことって全部が全部が当たり前のことなんじゃないかな？
だって、心当たりがあるからハッとさせられるんだもん
そう考えると、僕がハッとなりそれを日記に書き残して「当たり前のことを書いて何やってるんだろう？」も納得なんだよね
だってハッとなることは角度を変えて当たり前のことを見ているだけなんだもん

lineをしていてハッとした

最近、ハッとするようなことがあって書くかどうか迷ったことが1つある

lineを複数人に送ってやり取りをしてたらめっちゃ時間取られて後悔したんだけど
その時に「あ、だから僕は人を避けるんだ！」ってハッとなったんだよね

ただ、これも当たり前のことでさ
多くの人と連絡を取ったらそりゃ返信とかで時間がかかるよね
ハッとなった理由も、lineというツールで実際にやり取りをした結果の視点が今までに無かったからハッとなっただけだし

「当たり前」のことにハッと気づいた視点に「意外性」がないから日記に書くほどではないって思ったのかもしれない

日記を書くときの悩み

今回の日記を書いてて思ったんだけど、「意外性」は重要なのかも

僕は日々の気づきについて日記を書いてて「なんかしっくりこない」という理由からボツにするネタが結構あるんだよね
今まではそれについて言語化できなかったんだけど今回の日記で視点に「意外性」がないからしっくりこないんだと思った

だって、基本的に日々の気づきというのは当たり前のことで「当たり前のことを書いて何してんだろ？」って疑問に思うようなことなんだもん

その当たり前のことを日記に書くためには、何か背中を押してくれるような理由が必要でそれが僕にとっては「意外性」だったんだと思う

今回で言うと、「アーティストとデザイナー」の対比は意外性があったけど、lineは意外性がなかったから書く気が起きなかったのかなーと推察する

腑に落ちた

視点の重要性

それで、今回「視点」について考えてみたんだけど
なんかめちゃくちゃ重要な気がするんだよね
仕事でもそうなんだけど、すべての物事において共通して言えることなんじゃないかなーって気がする

これも上手く言語化できないんだけど、基本的に人間に個体差はほぼ無いと考えた時に大きく差が生じるのはその「視点」じゃないかなーって気がしてて
物事を多角的に見ることができる、「視点」を変えて物事を見ることができることが差を作り、「意外性」のある視点を見つけることが生み出した差を埋めることができない独自性（オリジナリティ）へ昇華させるんじゃないかなぁーと

で、その「意外性」のある「視点」を用い何かをすると多くの人をハッとさせるような何かになるんじゃないかって気がする

上手くまとまらんなー
ただ、これも「視野を広く持つことが大事」「目の付け所が違う」的な当たり前のことなんだと思う

当たり前のことを当たり前のようにできていないんだなーって考えさせられた