納期、やばい
仕事の納期がヤバい案件があるんだけど、ヤバいスケジュールを組んだのは向こうだから「ボク、ワルクナイ」って早めに家に帰った後に必死に言い訳を考える僕がいた
家に帰って飯食ってダラダラしてたら、どう言い訳をしようかだったり、どうやって相手に非を認めさせるかってことばかり考えて
「こんなに悩むくらいだったらやればいいんじゃね?」って考えるけど納得しきれず葛藤してたからパソコンのエディターを開いて自問自答をしてみた
なぜ、不安になるのか
不安になり言い訳を考えるのは、悪いことだと考えているからなんだと思う
納期に遅れるのは良くないことで、何より怒られるのが嫌だ
だから言い訳を考えてたんだと思う
でも、今は上司はいないし怒られるのはそのスケジュールを立てた新卒2年目のディレクターでさ
直接お客さんと接してないから、何か言われるとしてもその新卒からなんだよね
で、自分でまいた種だから、そのディレクターからも何か言われることはない
冷静に考えれば不安になることはないって考えられるんだけど不安になる
それは「納期に間に合わない」という未体験から来ているんだと思う
会社員時代にも納期がやばい案件はいくつもあったけど、なんやかんや残業をして間に合わせて来てるんだよね
今回初めて「納期に間に合わない」かもしれないということで、未体験の恐怖があるから不安が払拭しきれないのかなって思う
ダメならダメでいいや
じゃあ、納期に間に合わせればいいじゃん?という考えも頭をよぎるんだけど、納得できないんだよね
その新卒2年目が困ってても助ける義理もないし、適当に仕事をしている所にいつもイライラさせられているのもあって痛い目にあってこれを糧に成長してほしいし、そして何よりお金より時間の方が僕にとって重要だからその新卒のケツを拭くために時間を使いたくないんだよね
契約を切られる可能性についても考えるんだけど、他の人と仕事をする時はちゃんと仕事できてるからその可能性は低くて
もし、契約を切られたのであれば、海外に行く踏ん切りがつくからメリットしかない
だから、どっちに転んでも僕にとっては美味しいから「ダメならダメでいいや」って頭で考えるんだけど、さっき言った不安が払拭しきれなくて葛藤している
それで、今回の葛藤って
「どうしよう…どう言い訳をしよう」…と不安を感じる僕
「不安を感じるくらいならやれば?」と行動を促す僕
「行動をする義理も理由もない」と合理的に考える僕
の三者が言い争っている構図で、想像してみたらちょっと面白かった
できるところまでやればいいや
そして、その三人の僕の意見をまとめたら
「限られた時間でどこまでできるか楽しめばいいや」
ってなった
脳内で3人の僕がやり取りする中、どうにも僕は「納品するならこのクオリティじゃないとダメだ!」と考えてて、新卒が出してきたスケジュールだと僕の考える「納品に必要なクオリティ」に到達しないということで「無理!」って考えてたみたい
だから、納品に必要なクオリティを基準にスケジュールを考えるのではなく、納期までのスケジュールに合わせてクオリティを変える、「納期に間に合うクオリティで作ればいいんだ」と考えたら3人の僕を納得させることができた
そして、今までクオリティの高いものばかり作るようにしていて、クオリティが低いものを作る機会がなかったんだよね
このスケジュールで作業をしたらどんなクオリティのものができるんだろう?って考えると不安どころか楽しくすらなってきた
不安を加速させる夜中に、不安を払拭するどころか楽しくなり、その時は「深夜のテンションなのかなぁ?」って思ったんだけど日記を清書している今も楽しいから純粋に楽しいんだと思う
納期がやばいと焦っている中、早く家に帰って正解だと思った
何かストレスを抱えたら一度離れ、冷静にそれを確認する必要性があるのかなぁーって思う
後輩
今回の一件で後輩の存在って重要なんだなーって思った
というのも、上司に対しては言えないようなことでも後輩に対してなら言えることってあると思うんだよね
で、言ってみて「言い過ぎた」ってことに気づき、反省をして人は成長するって話でさ
今回、新卒2年目のディレクターに対して結構な悪態をついちゃって申し訳ないなーって反省しているんだわ
でもその悪態をついたことで今回の自問自答が発生して、視点を変えることで乗り越えることができた
だから、サンドバッグの存在って重要なんだなー…間違えた、後輩の存在って重要なんだなーって思った
思い返すと、会社員時代に後輩できなかったんだけど、後輩ずっと欲しかったんだよね
それは、僕がみんなのサンドバッグになってて、僕もサンドバッグが欲しかったってことなのかもしれない
まぁ、今回初めて叩いてみてそんなに気持ちの良いものじゃなかったら、同じようなイライラするようなことがあったら視点を変える方向で調整するようにしてみようと思う
こうして人は成長するんだなぁーってのを良く感じる出来事だった