日記

読み切り(承:17ページ目)

17ページ目が描き終わったので書き出し。

原稿

1コマ目

このコマは時間が経って朝になったって表現をしているつもりなんだけど、今までのページで「時間」の描写ほとんどしてないから、朝になったとしても今までが昼なのか夕方なのか夜なのかがわからないわ。だからか、「朝だぞ!」って情報を伝えるために、1コマ目と2コマ目を使って表現している。

ペン入れをしていて、夕焼け空の表現は描いたことがあるんだけど、朝の表現はしたことがないから、どう描けばいいかって部分で悩んだ。とりあえず、(画面外で)朝日が昇って来ている感じ、日差しが下から当たってる感じ、空にトーングラデーションで夜が明けるような描写、雲に影ができている感じを表現してそれっぽくした。

また、アパートの屋根部分の線をそこそこしっかり目に描いてたら気になったので、細く調整したらいい感じになった。なんでだろう?なんか線が太いと「日差しがさしている」感が無くなる感じ?アパートが強調される感じで、「日差し」のニュアンスが消える感覚があった。直接的に日差しの描写をしてないのもあって、そういうアパートを通して「日差し」を認識する必要があったからそう感じたのかなぁ?今まで気付かなかった視点だったからいい気づきだと思った。

構図はネーム通りなんだけど、なんか「朝日が昇っている感(朝になった)」ってのが上手く伝わらない気がしたので、もう少し直接的な構図に変えることを考えたんだけど、それをすると「朝日」に焦点が当たって、伝えたいことが伝わらなくなりそうだったので辞めた。あくまでもアパートを映して「アパートです、さらに朝です」って上下関係を含んだ情報を伝えたかった。

2コマ目

このコマは主人公が寝てて目が覚めたことを表現をするコマなんだけど、ネームの時にこれを描いてて面白いなって思った。シリアスな展開が続いてる中、それを緩和するような緩急がある表現だから面白いって思ったんだと思う。また、「朝だよ、寝起きだよ」って情報も伝えられて絵的な面白さだけじゃなくて状況も伝えられるからかしっくりきた。

ただ、ペン入れが(薄いのが)気になるし、カーテンを閉めているのに太陽が当たっているって描写が気になった。こういう表現をしたいって部分が先行しているせいで、辻褄が合わなくなっているって感じ。ギャグ的な表現ではあるし、そこまで重要ではないが、ネームの状態では気づけなかったから反省。
薄いってのは気になったから顔の表情部分が伝わるようにちょい太く描き直した。

余白の扱いは少し悩んだ。「壁」って伝わるようにディテールを描いて埋めようと思ったけど、壁の質感が上手く表現できないし、下手に余白を埋めるよりはキャラクターを目立たせるために余白を設けた方がいいかなぁと思いキャラクターを縮小して余白が生きるように調整してみた。

3コマ目

このコマは焦って玄関に向かう主人公のコマ。前のページでコマを詰め込み過ぎたことで、狭いコマ内でなんとか状況を説明しないといけないって事が発生したけど、このコマも同じだわ。ページ内にコマを詰め込み過ぎたことで狭いコマ内で「移動をしている」って表現を無理くりしようとしているって感じ。
やりたいことはわかるんだけど、理想を言えばもう少し床が映るような形にして、床に集中線のようなものを描いて「移動している」感を出したかった。けど、コマが狭いのと、線が増えた時にごちゃごちゃして見づらくなるので辞めた。反省。

このコマは、背景とかのベッドやテーブルなどのアイテムを割としっかり目で描いたつもりだったんだけど、コマ全体で見るとなんか微妙に感じたのが気になった。薄かったか?個々に描いている時はいい感じって感じたんだけど、全体で見ると微妙って感じ。この問題はちょいちょい起きる気がする。キャラクター単体で見るといい感じで描けたと思ったのに、引いてコマ全体を見ると微妙って感じ。なんで起きるんだろう?これは課題かなぁ。

あと、このコマの主人公がやたらと認識がしづらいってのが気になる。たぶん、描き慣れてないとかキャラデザの甘さがある。今まで描いてきたコマで、頭と体が被ることなかったもんなぁ。基本的に、頭と体の間には首があった。今回は首が無い。また、それらが被った時に個々に認識できるよう描く方法について考えたことがない。これも課題だなぁ。

とは言え、やたらと主人公が認識がしづらいってのが気になる。「人間」として認識できない感じがある。キャラの周りに余白を設けて人物と背景を分けたにも関わらず主人公が認識し辛い。いくら下手だとしても、ここまで認識がし辛いのは違和感。なんだろう?パーツのクオリティかなぁ?「頭」や「体」のパーツのクオリティが低いからな気がする。今まで、「首」を挟むことでなんとか個々のパーツを認識できるようにしてたけど、パーツが被って「首」がないことで認識がし辛いってのはあるなぁ。これも課題っすわ。どうすれば個々のパーツを「それ」と伝えられるか考えよっと。

4コマ目

このコマは、玄関から出たらヒロインがいるって表現なんだけど、構図が気になるわ。というのも、ヒロインのこの画角のコマが過去に2コマあって、「同じやん」って部分が気になるって感じ。なんか使い回し感が気になる。

また、表情に変化がないって部分が気になる。主人公に関しては感情が豊なのであまり気にならないけど、ヒロインの方に関しては表情も変化がなければ、似たような構図が多いいから気になるって感じ。なので、少しホラーっぽさってことで、顔の下からライトが当たってるみたいな表現をしてみたが、そういうホラー的な描写をしたいわけじゃないし、そういう描写をすることでギャグ?的な流れになるのが違和感だったので、いらないかも。なんか茶化すべきじゃないところで茶化している感じが違和感。それに、デジャブ感を感じさせる目的もあるから、表情に何か特別な変化いらないかもしれない。

あと、過去に似たようなコマを描いてて、その時と比べて「成長」が感じられないって部分が気になった。これまでは構図は被らないように気を付けてたから比較ができなかったけど、このコマは比較ができるから「成長」してないって感じで凹むって感じ。
とは言え、どうすればいいのかって答えが出せないんだよなぁ。キャラのクオリティを上げればいいのか?って考えるとそうでもないし、丁寧に描けばいいのか?って考えるとそうでもない気がする。上にも書いた通り「前に見た」ってデジャブ感は伝えたいんだよね。これはあくまでも「絵」が成長してないって話で、コマとしては伝えたいことは伝えられているから漫画としては違和感は特にないって話なのかもしれない。

強いて言えば、主人公の頭の上っ面が映っているけど、もう少しクオリティあげたかったかな。なんか適当に髪の毛跳ねさせたらそれっぽくなったからそのままにしているけど、つむじの表現とか含めてもうちょい考えて描きたかったかも。この辺はそんなに重要じゃないから後回しにしているって感じ。

5コマ目

このコマはいないはずのヒロインがいることに対して焦っている主人公の表現をするのが目的。
ここはクオリティ以外では特に気になるって部分は無いかなぁ。コマ的には、きちんと伝えたいことが伝えられているって感じるし。強いて言えば背景のクオリティが気になるかなぁ。壁の質感とかをどうやって表現すればいいんだろう?って部分でちょっと悩んでいるって感じ。

6コマ目

このコマは話を聞きながら、自宅の戸締りをしているって表現なんだけど、なんかコマが大きいのが気になる。背景が薄かったり情報量がそんなにないのと、キャラが小さいせいで、何を伝えたいのか分かりづらい感じになっている気がする。なので、もう少しキャラをアップにするとか、キャラの解像度を上げられたりすると良かったのかなぁって感じる。あと、テキスト量が多いいのも原因としてある気がするなぁ。なんか、テキスト量が多くてコマが大きくなっているって感覚があるわ。そのせいで、背景の情報量が少ないって現象が発生しているって感じがある。

テキスト量が多いいってのは確かに気になっているんだよね。なんかコマに対してテキスト量の正しい配分ってのが自分の中にあって、このコマに関しては明らかに多いいって感じがある。バランスが明確に悪いって感じるから、テキストがしっくりこない原因の1つであるのは間違いないって感じ。
縦長になっているのが気になるから横長にするってのも考えるけど、根本的に量が多いいって部分が気になっているから、たぶん縦横うんぬんは関係が無いのかなぁって感じ。

なんかミスマッチ起こしているんだよなぁ。最初のテキスト量では違和感無かったんだけど、途中でテキスト内容を変えて増えたせいで、発生しているって感じ。じゃあ、最初のテキスト量なら問題がなかったのか?って考えると、そうかもなぁ。なんかテキストが増えたせいでキャラクターが下に行ったり小さくなっている感じがある。テキストも考えてコマ割りしないとだめかも。まぁ今回に関しては途中でテキストが変わったから、次に活かせばいいかなぁって感じ。

7コマ目

このコマは主人公が自宅の戸締りを終えてヒロインを無視してバイトに出かけるコマ。
構図としてはしっくりくるんだけど、主人公がなんかうっすいのが気になった。手前にいるのになんかうっすい。ペン入れ自体は結構丁寧に描けたつもりだったんだけど、なんか目立たないってのが気になった。

なんでだろう?丁寧には描いたんだけど、周りが濃くて周りの方に視線が分散している感じ?単純にキャラクターのクオリティもあるんだけど、最初の方のページではあんまり発生してない問題だから、たぶん線の太さの問題なんだと思う。ここ最近、細く描くみたいなプロっぽく描こうとする僕がおるし。

線に関しては無理に細く描こうとするのは良くないのかなぁって感じるなぁ。ペン入れをする時に、「何を目立たせたいか?」ってのを考えて描くことがあるんだけど、細く描く時はあんまり意識できない感じある。細く描くことを意識して、「何を目立たせたいか?」って部分がおろそかになっているのかもしれない。まずは太く描いて、「何を目立たせたいか?」って部分の感覚と表現方法を掴む方が良いのかもしれない。

7コマ目:おまけ

ペン入れの作業をしていて、このコマだけ残って、自宅に帰ってから作業をするかって思ったけど全く自宅で作業が出来なくて笑った。なんか集中力が全く足りなくて駄目だった。次の日、外で作業をしたんだけど、思っている以上に時間がかかった。なんかキャラの立ち位置とか違和感がないかって部分を確認するために思っている以上に頭を使ってるからっぽい。その集中力を自宅で担保するのが難しいからそう感じたっぽい。

あと、日を跨がないと駄目だって感じた。というのも、天井のパースがおかしなってて、描いている時にはその違和感に気づけなかったから。天井がヒロインの頭の後ろまで伸びてて、パース的に天井が頭ぶつかるおかしな位置にあった。修正したんだけど、そういう違和感に気づくためには日を跨がないと駄目なのかなぁって感じ。

全体的に

なんとなくだけど、中盤以降の構図が全体的に甘くなっているみたいな現象が発生している気がした。ネームを描いてる時にも中盤はなんか描きづらさみたいなのを感じてた気がする。この辺は40ページを超える読み切りを描いたことがないって経験値不足が影響しているのかなぁって思う。あと、構図があまり被らないように気を付けて描いているんだけど、レパートリーが足りなくなっているからこういう現象が起きているのかなぁって感じ。

ペン入れに関しては、全体的に細く描こうとする僕がいるのが気になるなぁ。なんかプロっぽく描こうとしている?なんでかって考えると、試行錯誤の一環で、プロっぽく描こうとしているんだと思う。けど、そのせいで「何を伝えたいのかが分かりづらい」みたいな現象が発生している気がするし、まずは「伝える」って部分に注力すべきなのかなぁって思った。

16ページ目

通しで読み返してて16ページ目がやたらと気になる感じがあるわ。回想終わりの表現(最初のコマ)と、最後のコマが読み飛ばされる感じがすっごい気になった。16ページ目の1コマ目は枠内じゃなくて枠外にグラデーション配置の方がいい気がする。コマ内にグラデーションはなんかすっごい気になった。最後の4コマ目は高さが足りないせいか、すっごい読み飛ばされる感じがあったからテキストを3コマ目に被せないと駄目だって感じた。あと、最後のコマは結構引きにしないと駄目かもしれねぇ。

終わりに

このページ(17ページ)前後で、色々と葛藤?悩み?停滞感?を感じたわ。色々考えさせられた。本格的に漫画の方の言語化が必要だって感じた。なので、言語化するようにし出してからなんか心が軽くなるような感覚を感じている。ある意味でターニングポイントなのかなぁ?知らんけど。

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