日記

悪口に対する振る舞い方

ふと、「悪口に対する返答ってどうすればいいんだろう?」と思ったので書き出し。

事実を突く「悪口」への返答の難しさ

悪口というのは、褒め言葉とは違って相手を攻撃するために「本当のこと」を言う事が多いい。例えば「ブサイク」や「チビ」といった、本人が気にしているような事実。
褒められた時であれば「そんなことないですよ」と謙遜して返答できるが、事実を突く悪口に対しては「そんなことない」とは言えない。なぜなら事実だから。そういう「本当のこと」かつ「敵意がある言葉」をぶつけられた時、どう対応するのが正解なのか。

強がりや反撃はしっくりこない

色々と考えてみたが、あまりしっくりくる答えがない。
人間は基本的に他人に興味がない生き物。だから、わざわざ悪口(事実)を言うほど自分に関心を持ってくれていることに対して「ありがとう」と伝えるのはアリだが、実際にはただ強がっているようにしか見えない。
かといって、殴るなどの物理的な反撃は違うし、「本当のこと」を言われてぐうの音も出ない状態から、こちらも悪口で応戦するのも不毛だ。どうするのが一番の正解なのだろうか。

一番の正解は「どしたん話聞こか?」という皮肉

考えた結果、一番正解っぽい対応は「どしたん、話聞こか?」と心配してあげることだと思った。
そもそも、悪口を言ってくるようなシチュエーション自体が異常。悪口を言う人は、相手を敵視するような何かしらの理由や、自分自身の心に問題を抱えているなど理由があるから悪口を言う。
だから、「(急にそんなことを言うなんて)どしたん?話聞こか?」と返すのが正しい。これは、自身を傷つけようとした人に対するこれ以上ない皮肉(侮辱)になるし、「理由があっての行動」という本質を突いているため、自分の中でとても腑に落ちた。
相手が突きつけてきた「悪口という名の事実」に対しては、「相手が抱える内なる問題という事実」で返すのが正しいのかもしれない。

この対応が成立する前提条件

ただ、この切り返しは、あくまでも「自分自身に非が無い時」にしか使えない気がする。
たとえば、仕事で足を引っ張っていて「使えない」という事実(悪口)を言われた時に、「どしたん?話聞こか?」と返すのは絶対に違う。それは正当な指摘に対するただの理不尽な「煽り」でしかないからだ。
相手の悪口を綺麗に皮肉へと昇華できるのは、あくまでも自分自身に非がないクリーンな状態での対応に限るのだろう。

しかし難しいのは、「自分に非がない」という判断も、自分の主観的な基準になりがちだという点。自分では気づいていないだけで、その環境においては自分に非があるケースも往々にしてあるため、対面で一概に使えるとは限らない。
そう考えると、この切り返しは、あくまでもSNSなどで見ず知らずの人から突然悪口を言われた時などに有効な手段なのだと思う。
「客観的に見て非がない」という状況であれば「どしたん、話聞こか?」は対応として正しいが、「主観的に非がない(と思い込んでいるだけ)」の状況で使ってしまえば、ただの痛い煽りになってしまう。

終わりに:なぜ悪口の対処法が気になったのか

なぜ急に悪口を言された際の対応について気になったのか。
たぶん、今描いている漫画が影響しているのだと思う。僕は今、自分の作品を「面白い」と思って描いているが、仮に誰かから「面白くない」と言われた時、その指摘が腑に落ちれば傷つくし、腑に落ちなければ「面白いと思うんだけどなぁ…」と、上手く伝わらなかったことを反省する。

漫画のような、1から作り直せるものであれば「じゃあ直すか」と技術的に対処できる。しかし、ブサイクやチビといった「すぐには直せない事実」を指摘された時には、一体どう対処すればいいのだろうと気になったのだと思う。

こういう、自分事じゃないような考えごとって久々かもしれない。大体の考えごとって実体験ベースだし。でも、実際のところ対面での悪口ってどうするのが正解なんだろう?受け入れるか整形などして改善するみたいな対処方法しかない気がする。これが気になったのも、そもそも「なんで受け入れられない」「なんで傷つくんだろう」ってのが気になったからかなぁ?だとすると心当たりがあるから腑に落ちる。ただ、悪口を言われる機会ってまずないんだよね。だから掘り下げるきっかけがない。とりあえず、SNS上では「どしたん話聞こか」が正解だと思うし、答えが出たということでリリースす。

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